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千里山ブラウズ

SENRIYAMA BROWSE 千里山の商店街や街並みを散策しながら、素敵な人やお店そして風景と出会えれば‥‥

天満天神「繁昌亭」

2006-09-16 00:14:28 | Weblog
今日の大阪のTV夕刊ニュースは天満天神「繁昌亭」の話題一色となりました。上方落語協会と地元商店街、そして一般の寄付・協力により2億円という多大な資金を得て、大阪の落語定席としては60年振りのこけら落とし公演が始まります。
昔、千里山は天六を始発駅とした鉄道線の終着駅でした。そのように深い縁がある大阪を代表する商店街の明るい話題であり、今後の発展を心から願うものです。実現に尽力された商店街会長の土居年樹さんと、千里山の人達との交流も最近多くなっています。「ドイツ国際平和村」を支援するペイフォワード倶楽部が天三おかげ館でチャリティーコンサートを開いたり、カフェ・ド・ゴーシュ主催の水上バス花見ツアーに土居さんを招き一緒に楽しんだことも忘れられません。ゴーシュとペイフォワード倶楽部は共同で天井を照らす提灯に名前を記しています。場所は「フ-32」という事ですので繁昌亭に行かれた時は探してみて下さい。
ところで、戦後は大阪にも東京と同じくらいの寄席があり、活気があったということをTVキャスターが言っていました。その後東京一極集中の時代の波に巻かれ、大阪が地盤沈下していったのと同時に上方の寄席芸能も勢いを失いました。もちろん時代の笑いの質が変化していったことも大きかったと思われますが、東京にはしっかり定席が残っていることを思うと、経済の進退と芸能の栄衰は無縁ではいられないということを示しています。
繁昌亭は商店街や一般の協力で立ち上がりましたが、いかに芸能関係者が逆に商店街や大阪の産業発展に意識的に関わっていけるかによって、今後の繁昌亭の未来が占えるように思います。

【追記】関連ブログをご紹介します(人力車の“御練り”で笛を吹かれていた若手の方のリポート)。

大阪空港のロビーチェア

2006-09-15 00:15:36 | Weblog
今日は早朝から高知市のクライアントへ日帰り出張をしてきました。出かける時は小雨まじりだったのですが、天気予報では快復するということでした。傘も持たずに駅まで歩く間に、半袖の腕に触れる小さな雨粒に、早起きでやや残っていた眠気も心地よく目覚め、気持ちまで活性化モードになっていくのを感じました。
大阪空港で高知への搭乗口は9番(地上階)になっており、滑走路のANAプロペラ機までバスで迎えに来てくれます。30分ほど早く着いたので資料を確認したりしながら過ごしましたが、ふとカメラを持って来たのを思い出し、初めて写真に撮ってみました。
このロビーチェアは10年近く以前にデザインに関わりました。樹脂シェルが背座一体の構成で、シェル両端のスリットが強度補強とクッション性を兼ねたところがデザインポイントとなっています。同じシートで4本パイプ脚のスタッキングタイプもありますが、スリムでシャープなイメージが僕自身気に入っているものの一つです。この搭乗口を利用する時はいつも座り心地やガタつき、汚れの付き具合などを確認しています。
帰りの便では珍しく故郷美波町の上空を通るルートで、田井ノ浜海水浴場や由岐港などが雲間に懐かしく眺められました。

OK Waveの挑戦

2006-09-14 00:01:29 | ブログ伝道師
最近WEB2.0という言葉をよく聞きますが、それ以前のインターネットの世界はメディアやオーソリティー、メーカーや企業などからの情報発信に視点が置かれていたのに対して、それまで受け手であった一般的なユーザー側の情報集積にコンテンツ価値を求めて、ビジネスや提案をしていこうとするサービスを指しています。そういうものにはブログやSNS(ソーシャル・ネットワーキング・システム)・WEB百科事典のウィキペディアなどがあり、検索サービスのグーグルも時代のエースとして注目を集めています。
OK Wave」はQ&A(質問と解答)をコンテンツとする相互支援コミュニティーです。コミュニティーに登録すると、自由に質問ができ又誰かの問に答えることも推奨しています。多くのQ&Aがカテゴライズされ、検索によってそれらを見ることができるというサービスです。
ブログもSNSもそしてヤフーもグーグルも、多くはアメリカ発のWEBアプリケーションです。対してQ&Aコミュニティー・サービスは日本オリジナルであり、今後の展開次第では世界を席巻する可能性があるかも知れません。ただ「ヤフー知恵袋」やSNSの中のQ&Aコミュニティーなど後発的な類似サービスとの差別化も今後は求められて行くでしょう。
OK Waveを率いる兼元謙任氏は著書を読むと、プロダクトデザイナーとしての経歴をお持ちの方のようなので、同業者の僕としてはそういう意味でも注目し、ぜひ頑張って頂きたいと思います。

グーグルを超える日 オーケイウェブの挑戦

兼元謙任

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緑のアーケード

2006-09-13 00:07:00 | 千里山ウォーカー
千里山団地の桜坂は「緑のトンネル」としても知られていますが、葉桜の季節でもそこを歩くと何とも爽やかな気分になるのを覚えます。僕がイメージする千里山の街並みは、そういう木々の葉陰のアーケードで繋がれた坂道の風景です。
千里山の街の中でも一本の大きな桜や楠などが、道上に空を覆うように張り出している所は幾つかあります。例えばちさと図書館から高塚へ向かう並木道や、第1噴水から一中への途中に残された桜、又千里山保育園の横に立つ桜などがそれで、誰もがその下を通り抜ける毎に気付かずに癒されているのです。それらの木々が仮に無くなったと想像すれば、その風景の味気なさがお分かり頂けるのではないでしょうか?
市報すいた」9月15日号には、佐竹台小学校の「緑のカーテン」で窓を覆う取り組みに、NPO法人の環境学習協会(SELF)がお手伝いをされている記事が載っています。街のスケールで考えると「緑のアーケード」ということになると思います。何十年か掛かると想われますが、イメージすることから全ては始まると思います。そんな千里山はどうでしょうか?

無花果(イチジク)

2006-09-12 00:23:30 | 千里山INFO
北摂発信のロハス生活情報誌「バーズアイ」9月号の「草根木皮」という薬草のコラムに、“ヤマモモ”の実の話が出ています。ゴルフ好きの筆者がコースの途中で食べるヤマモモの秘かな楽しみについて書かれているのを読んで、故郷の山畑を懐かしく想い出しました。2.3センチ大の赤紫色の実を頬ばると、甘酸っぱい独特の果汁があふれ舌が染まるほど食べたものです。実は傷みやすく市場に出回らないので、めったに大阪で見ることは無いのですが‥‥。ちなみにヤマモモは故郷(徳島)の県の木です。
さて、今日大丸ピーコックに行くと入り口付近で朝採り無花果が売られていました。羽曳野の生産農家の顔写真付きの新鮮なものです。果物の中では苺や白桃、メロンや梨などがメインキャストという感じですが、僕はヤマモモや無花果といった、どちらかと言えば野趣の強いものの方が季節感をより味わわせてくれるようで大好きです。1パック買いましたが、文句無く美味しかった!!

※「英語かわら版」でも“Fig tree”の記事が書かれています。

芙蓉の花咲く千里山

2006-09-11 00:32:06 | 千里山花物語り


千里山の花といえば春の桜から木蓮へ、ハナミズキからツツジ、そしてこの季節を代表するものとして、今は芙蓉木槿(ムクゲ)の花木が多くの家の庭先を彩っています。ヒマワリやダリヤの強烈な個性とは対称的に、薄柔らかい花弁のひと群れが静かに空中に漂っているように感じます。
芙蓉という花には興味深い物語り性があり、「枯れ芙蓉」と言って花が落ち実を付けると別の花が咲いたような変化を見せますし、「酔(すい)芙蓉」という種類のものは朝白い花を咲かせ、夕方になるにつれて薄桃に色付いていきます。夕方その花を見ただけでは普通の芙蓉と区別が付かないくらいです。茶室の花として生けられることも多く、"侘び・寂び"の風情で千里山の秋を彩ってくれます。

白き芙蓉 あかき芙蓉と かさなりて
児のゆく空に 秋の雨ふる

与謝野鉄幹

【追記】酔(すい)芙蓉の色の変化を写したブログを見つけましたのでご紹介します。

千里山を青パトが走る

2006-09-10 00:22:38 | 千里山INFO
最近全国的に子供を巻き込む犯罪やひったくり・連続放火など、以前には考えられなかったような社会不安が大きな問題となっています。昨年6月より吹田でも市(消防職員OB)と警察署の共同による防犯パトロールの 青パト隊が発足し、市内各地を走り始めています。
千里山でも千三地区防犯委員会のボランティア有志により、初めて民間主体の青パト隊が結成され、先月終わり頃から地区内の見回りをしています。千三公民館の駐車場に置かれているということで、昨日梅田に行った帰りに関大前駅で降り、回り道をして青パトを見てきました。
青色回転灯は近づいて見ると流石に恰好良く、防犯パトロール隊ステッカーがその青色とよく映える黄色なので、注意を喚起するには良いのですが、市のものとは違ってパトカーという視覚的抑止感が少ないのは否めません。もちろん個人提供の車を利用しているということなので贅沢は言えませんが。
現在は千三地区だけの巡回ですが、他の地区でも同様の試みをするのか、あるいは千里山広域のシステムに共同展開する方が効果的なのか、地区横断の話し合いを一度持つ必要があるのではないでしょうか。

【追記】「市報すいた」平成18年9月15日号の6ページに関連記事が掲載されました。

【追記】07.1.7 青パトのカラーリングが白黒の警備イメージに塗り替えられています。この辺りの事情に詳しい方はコメント情報をお寄せ下さいませんか?

【追記】07.1.30 青パト隊の記事が「吹田市自治会連合協議会」の会報に載っています。千三地区青色パトロール隊長「畑吉一」さんが、青パト隊発足のいきさつなどとても興味深く紹介されています。

メガスター in 大阪

2006-09-09 00:31:21 | Weblog
想像していたよりもエアドームはかなり小さなものでした。梅田駅前のヒルトンプラザ大阪のアトリウムのガラスウォールを透して、大きな恐竜の卵のような迫力で見えるのかなと思い、バス停の方まで回り写真を撮ったのですが‥‥。
個人で高性能なプラネタリウムを制作し、その生き方がドラマになったりネスカフェのCMに出演したりと、話題の大平貴之さんのメガスター観望イベントのことです。ホテル開業20周年記念として「星空の贈りもの」は、今週末の日曜日まで開催されています。30席のリクライニングシートに座り約20分の星空散歩が堪能できるはずでした!! ('-'*)b
お察しの通り余りの待ち時間の長さに(午後1時で4時間待ちということでした)、エアドームと外まで続く行列を見ただけで帰って来ました。主催者サイドとしては企画が大人気で嬉しい限りでしょうけれども、それは一面的な見方だと思います。もっとスマートに希望者を募集して無駄な待ち時間を少なくする運営方法があったと思います。 例えばリッツ・カールトンがこの企画をするとすれば、こんなにお客に大変な思いをさせるでしょうか。こういうことでもホテルのサービスの本質が問われてしまうということです。
といろいろと苦言を呈しつつも、でも本音はやっぱり見たかった!!

詳しくはこちら

千里山.NETの更新情報

2006-09-08 19:12:40 | 千里山.NET
■ 商店街ガイドマップ(フラッシュ版)を改訂しました。
ミスタードーナッツ、清水食品、モンマルシェ、ふんすい亭、鴨川、SOBOKU、新光カメラを閉店により削除し、COCORO、寸法直し職人、千里山整骨院、24hタイムズ千里山駅前駐車場を新たに追加しました。
千里山商店街

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千里山「秋のキャンペーン」募集!!

2006-09-08 00:53:32 | 得とく情報掲示板
このところ空気も一気に秋めいて参りました。快適な空の下千里山の各地区でも、それぞれ敬老の集いや体育祭・文化祭、そしてフリーマーケットを中心とした街の活性化イベント第2回「千里山平和市 Rua Feliz」が10月22日に行われるなど、大人も子供も楽しめる行事がこれから目白押しです!!
夏の蒸し暑さにぐったりしていた身体や気力も回復して、グルメやファッションに人々の興味と意欲が湧き起こる季節は、千里山のお店や事業所にとっても大きなビジネスチャンスです。
今年の秋の一押しの新商品は何でしょう? お昼の旺盛な食欲を誘う得とくランチ情報はありませんか? NEWヘアースタイルのお試しキャンペーン企画を発信しませんか?
千里山.NETでは、千里山「秋のキャンペーン」情報を募集します。この記事のコメント欄やトラックバックを利用して、あなたのお店の得々情報を奮ってお寄せ下さい!!

花壇の石垣メンテナンス

2006-09-07 00:42:17 | 千里山花物語り
千里山団地の木立の枝の剪定や雑草刈りが見られる度に、その自然を維持するための50年の月日の積み重ねを思います。例えば花壇の石垣も一度や二度ならず、補修の石組みやコンクリートの継ぎ接ぎだらけですが、これが見ようによっては良い味を出しているのです。近隣の住民が思いおもいに持ち寄った草花の鉢植えも多く、雑然としてはいるのですが親しみやすく飾らない風景となっています。
2.3日前に通りかかった時に補修されていた現場は、今日のシトシト降る秋雨に濡れながら、もうすっかり周りの石垣に馴染んでいました。それは、あらゆるヶ所がパッチワーク補修を繰り返してきて出来上がったものの特権であるかのようです。
先日までの暑さが嘘のように、秋の停滞前線が居座りそうな気配です。千里山団地のしっとり落ち着いた風情がひときわ感じられる季節がやってきました。

命がけのいとなみ

2006-09-06 00:19:30 | 千里山トラスト
千里山月が丘の急な峠を越えた辺り、あまり車も通らない路上でカナブンが交尾しているのに出くわしました。トンボや蝶なら直ぐに逃げていくものですが、近づいても警戒する気配もなく命をつなぐ営みに没頭しているようでした。
写真を撮りしばらく見守った後で帰ろうと思い、どこか安全な草むらに移してやろうかと考えたのですが、それで交尾を中断させるのも野暮な話かなと思い直し、そのままにして坂を下り始めました。丁度その時下から軽トラックが昇ってきました!!
まさか大丈夫だろうと見守っていると、運悪く車輪が一直線に小さな二匹に向かっていきます。あっと思った瞬間、一匹は間一髪飛び立ったのですが、残された者は無惨な音と共に半身を潰されていました。
飛び立ったのは絶対に上に乗っていた♂の方だと思いました。しかし、近づいてよく見ると瀕死の方は緑色に輝いています。写真でも分かりますが、それは♂の方でした。ということは、♀がいち速く危険を察知して飛び立ったのに対して、営みに没頭していた♂の方は‥‥。
ちなみに、カマキリでは交尾を終えた♂は♀に食べられてしまうそうです。食べられながらも恍惚の表情をしているように見えると言います。♀はお産に命を懸けますが、その変わりに♂は交尾に命がけなのでしょうか? 飛び立った♀のカナブンに♂の種が宿っていることを祈らずには居られませんでした。

SEO対策を兼ねて文字リンクもプラス

2006-09-05 00:23:15 | 千里山.NET
千里山.NETのWELCOME画面はフラッシュ・アニメーションというプログラムファイルで作成されていますが、現時点ではまだその中で使われているリンクなどの文字情報が、検索エンジンにデータとして読み取られないという不利な状況があります。近い将来フラッシュの文字データも理解できるクローラーがグーグルで新たに開発中であるらしいとの記事も読みましたが、取りあえずのSEO対策(検索エンジン最適化)を兼ねて、それぞれの情報ページへの便利なダイレクト文字リンクを追加しました。
商店街ガイドマップページにも同じ主旨で、文字リンクによる千里山のお店URLリストを画面下方に設けましたので、よりシンプルな検索をして頂けるのではないかと思います。
以上の改訂は8月下旬に行われましたので、もう既にお気づきの方もおられると想いますが、あと一つ追加された機能として隠しボタン(透明)のダイレクトリンクを設定しています。WELCOME画面のフラッシュ・アニメーションの4隅をクリックすると、千里山のボランティアやサークル情報(左上)・生活情報リンク集(右上)・千里山のイベント予定(左下)・ブログ組込みフレーム(右下)の各ページへショートカット移動できます。毎日の閲覧やお急ぎの方はぜひご活用下さい。

レッチワース通りの草むしり

2006-09-04 00:21:28 | 千里山人(ちさとのやまひと)
千里山駅から第1噴水に至るメインストリートには、両側の歩道に沿って植栽が続き、通行人に潤いを感じさせてくれます。
今日は月の初めの日曜日で、この花壇の雑草取りとゴミ拾いの日に当たり、千里山草花の会の人達や商栄会・まちづくり協議会の有志が集まり、美化清掃を行ないました。僕も今日は特別予定がなかったので、軍手をコンビニで買い長袖シャツを着て参加しました。
空は思い切りの青空でしたが、やはり草をむしっていると暑さで汗ばみ、日頃身体を使っていないツケがきて、腰は伸ばすと痛むし、立ち上がるとクラッと目眩がしそうでした。正午頃に一応終わりましたが、シーズガーデンで昼食を取りコーヒーを飲む頃には、急にオーバーヒートしたからか、少し身体にだるさを覚えました。街を綺麗にするのも結構大変です。
ところで、大阪銀行の前の花壇には雑草が殆ど生えていませんでした。それは恐らく行員が毎朝の日課として水やりとともに、目に付いた雑草を抜いているからだと思います。千里山のお店や住宅の人達が、自分のテリトリーの雑草やゴミに対して毎日少し気を配るだけで、何時でも美しい千里山を創り上げることができるのではないかと思います。それはまさに、地球環境を守るという大きなテーマに、一人ひとりのエコ的な小さな生活意識をつなげるという“ロハス”の発想と同じことではないかと思いました。

実りゆく千里山

2006-09-03 00:20:03 | 千里山トラスト


空気に秋の爽やかさが感じられた分、かえって眩しさが強調される日差しの中、佐井寺への道を辿って田圃の実りぐあいを見に行きました。田植えの頃にアオサギが舞っていた辺りは、青々とした稲葉の内にたわわに美穂が付いています。千里山は今はほとんど住宅街に変わっていますが、こうして所々に僅かに残されている里山の風景が、僕らに季節の営みと移ろいを感じさせてくれます。歩いて数分の身近な自然だからこそ、千里山の季節感にとってとても貴重な場所だと改めて思いました。