花壇の石垣メンテナンス 2006-09-07 00:42:17 | 千里山花物語り 千里山団地の木立の枝の剪定や雑草刈りが見られる度に、その自然を維持するための50年の月日の積み重ねを思います。例えば花壇の石垣も一度や二度ならず、補修の石組みやコンクリートの継ぎ接ぎだらけですが、これが見ようによっては良い味を出しているのです。近隣の住民が思いおもいに持ち寄った草花の鉢植えも多く、雑然としてはいるのですが親しみやすく飾らない風景となっています。 2.3日前に通りかかった時に補修されていた現場は、今日のシトシト降る秋雨に濡れながら、もうすっかり周りの石垣に馴染んでいました。それは、あらゆるヶ所がパッチワーク補修を繰り返してきて出来上がったものの特権であるかのようです。 先日までの暑さが嘘のように、秋の停滞前線が居座りそうな気配です。千里山団地のしっとり落ち着いた風情がひときわ感じられる季節がやってきました。