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戦国魔神のひとりボケ?

貧乏ヒマあり!?(^^;)
お金は無いけど
精神的余裕は人一倍?w

今週の名言

2006年06月19日 | 雑記・その他の出来事
「勅なればいともかしこし鶯の宿はと問はばいかが答へむ(紀貫之の息女)」


先日購入した梅酒の名前が気になって調べてみると出てきたお話です。
こういう風流なお話を知ると、お酒が一層美味しくなったように感じますね(^_^)


「大鏡」によれば、天暦年間(947―956)に村上天皇は、御所清涼殿の梅が枯れたのを知り、紀貫之の娘の庭にある美しい紅梅を移植させようとしたそうです。ところがこの梅を大切に育ててきた彼女は悲しみ、この歌を書いた短冊を枝につけて献上したとのこと。その歌には、「恐れ多くも天皇のご命令ですから、私はこの梅を献上いたしますが、この梅を住処とする鴬がまた今年も飛んできて『私のお家はどこ?』と聞いてきたら、私は何と答えればよいのでしょう」という意味が込められており、その風流に感動した天皇はその梅を「鶯宿梅」と名付けて元に戻したと伝えられています。