わしやま

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即興川柳105(実写化漫画に対する一部ファンの気持ち)

2009-06-04 20:12:20 | 即興川柳101~200
「そのマンガ 実写化しないで そのままで」

今ネットカフェにいます。

パソコンで「実写化してほしくない漫画ランキング」を検索したら、ほとんどがメインで「実写化してほしい漫画ランキング」という覆しで出てきた。

自分としては生身の人を起用する実写化した漫画に対しては何も動揺はないが、今はブームとか言っているが、便乗し商業的に人気漫画を利用されることには批判的です。

それはさておき、そのようなことは昔からあることですし、漫画には漫画なりの味があり、それを基にした映画作品にも映画なりの味があると断言します。

様々な漫画を見てきたのですが、20世紀後半子供の数が十分多いときは作者の個性や摩訶不思議でリアルの世界でありえない科学的構造という2001年を目指して夢を膨らませたりして、それなりの楽しみがあったり、また絵のタッチが常識外な表現で内容がバカバカしいものだったため、大人たちは漫画を批判的に言っていたのだが、2001年に近づくごとに当時の子供は大人になり、逆に生まれていく子供の数が少なくなり、それに近づくことが遠い一方、その大人が漫画を社会的に認知させ、文化のページに入れ、当たり前にある世界になり、2001年を越し、漫画は日本を代表する世界に道具になり、2009年になりましたが、今の漫画は本来の絵のタッチより内容重視の絵で表現した文学なものが目立ち、子供が楽しむものより20世紀後半子供だった大人が楽しむものが多いと思います。だから、実写化が目立つ一員ではないかと感じるのですが・・・子供が楽しむ漫画はかつてのメインよりマニアックな状態な気がする。
そんなこんなでも個人的に好きなものもあるし、文章で操るストーリー小説はあまり読める口でないので絵で操るストーリー漫画も文学です。

これから求められるものは実写化とか映像化させない漫画しか楽しめない漫画ではないでしょうか・・・

石原裕次郎さんが三船敏郎さんと組んで制作した映画「黒部の太陽」(1968年)は、裕次郎さんの遺志により、TV放映やVHS、DVD、映像リマスタリングは一切せず映画でしか楽しめない作品としてありのままで魂は続いている・・・

そのようなものを目指して!

2009.6.4 わしやま やました


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