今日から、東京国際フォーラムで音楽の祭典、ラ フォル ジュルネ オ ジャポン「熱狂の日」が始まります。
呪文のような名前で、なんのこっちゃと思われる方もあるでしょう。これは、もともと、フランスのナントで行われている音楽イベントです。それを4年前から日本でも開催するようになったものです。
期間は5月1日から6日まで、プレイベントはもう少し前から始まっています。今年のテーマは「シューベルトとウィーン」、期間中、いろいろなコンサートが行われ、1つのコンサートは1時間程度、金額も安く設定されていますから、日ごろクラシックになじみのない方でも、気軽に楽しめるというのが売りです。
日本でこの祭典が始まったのは2005年、テーマは「ベートーベンと仲間たち」でした。2006年には「モーツアルトと仲間たち」、2007年は「民族のハーモニー」とテーマもいろいろです。
私は最初の年から、去年まで3年間行っていましたが、一番おもしろかったのは最初の年で、知名度が上がるにつれて、だんだん商業主義が露骨になってきたようで、今年は行かないことにしました。
それに、同じ時間に聞きたいコンサートがダブっていたり、かなり時間が離れていることもあったりで、結局、無駄な時間が多く、人が多すぎて、疲れても休む所もないという状況です。それなら、ちゃんとしたコンサートに行った方が楽な気がします。
開催初年度は、本当に音楽を楽しむ人たちと、音楽を楽しむことを伝えたいという出演者の思いがありましたが、いつの間にか、その本質が変容してしまったようで、残念です。
せっかく定着しつつあるお祭りです。音楽がイベントの添え物となってしまわないように、本当に音楽を楽しむ祭典であり続けてほしいものです。
写真は会場で売っていた、オフィシャルグッズのひとつ、トートパックです。
←ランキングに参加しています。クリックのご協力をお願いします。