もうすぐ来日するメトロポリタン歌劇場日本公演、ヨナス カウフマンの降板に続きネトレプコもこの土壇場になって降板とは。(やはり原発の影響だそうです。)
ラボエームの主役降板により、ドンカルロのエリザベッタ役のバルバラ フリットリがラボエームのミミ役をつとめることに。そのおかげで、エリザベッタ役はマリーナ ポプラフスカヤに変更。
なにも、フリットリをミミ役にせずに、だれか別に人を呼んでくればいいのに。
今回、私はドンカルロのみを観る予定なので、フリットリをラボエームに持っていかれるのはがっかりです。
ラボエームのチケットを持っている人にとってはフリットリなら不足なしという感じでしょうか。
相次ぐ降板にはうんざりします。高いチケットだけに失望感は倍増します。払い戻ししてほしいくらいですね。(そう思っている人も多いのでは)
メトロポリタン歌劇場をもってしても、ネトレプコの代わりは見つからず、苦肉の策でフリットリをミミ役に振り替えたということなのですね。
大体オペラのチケット販売は公演の六カ月以上前のことが多く、今販売しているのは秋以降の公演が多くなります。この分だといつキャストが降板になるかわかりませんから、チケットを買い控えるという動きも出てくるかもしれません。
さぞかし招聘元も困惑していることでしょう。公演当日も不満の渦で会場はいっぱいになるかもしれません。それを回避するたった一つの方法は・・・観客の期待を良い意味で裏切る好演しかないでしょう。ブーイングの嵐になるのかそれともブラボーの嵐になるのか、当日のお楽しみです。
ともかくもうこれ以上、キャストの降板が起こりませんように!!!