先月甲府城北史蹟めぐり実行委員会主催の「国指定重要文化財穴切神社、甲府城下の武家屋敷(旧百石町)を歩く歴史探訪の旅」と題してツアーが行われました。
集合場所はJR甲府駅南口の信玄公像の前。
そこから南下して甲斐犬を発見した小林承吉先生が営でいた(今はそのお孫さんの代に代わっている)小林動物病院→
豊川稲荷、橘児童公園(昔牢屋があった)→
甲府上水跡(相川から城下にひかれた水路跡)→
穴切神社(国指定重要文化財の本殿見学)、満寿太(江戸時代甲府で芝居の興行があった時に市川団十郎家のスポンサーとなった和菓子屋の茶饅頭を食べながら休憩→
甲府城二の堀跡→金山神社解散
普段見ることができない穴切神社の本殿や、説明されないと気が付かない甲府上水跡や甲府城二の堀など盛りだくさんのコースでした。
地元の方も案外見ることがなかったり知らなかったりするようで、参加者も遠くから来られた方だけでなく地元の方も多かったようです。
集合は信玄公の像の前
豊川稲荷
橘児童公園(通称たこ公園・もちろんたこの遊具があるからの名称)ここが昔は牢屋だった。
処刑場ではないけれどごくまれに牢屋内でのトラブルで処刑された人もいたのだそうです。そのため、以前ここにあった公民館には幽霊が出るという都市伝説もあったようです。
穴切神社では宮司さんから説明を受けます。
穴切神社の社殿をお借りして休憩
休憩のお菓子は昔ながらの製法で作る満寿太の酒饅頭を注文していたのですが、酒の酵母を発酵がうまくいかずその日は作ることができないとのことで茶饅頭に変更。
酒の酵母の発酵は非常にデリケートでうまくいかないことも多いのだそうです。本当は皆さんにその味を楽しんでいただきたかったのですが残念でした。
昨日夕方、当寺のクルミさん(♀5歳黒猫)が全身ずぶ濡れの状態で帰宅。
体を拭くと血が付くので、あわてて獣医さんのもとへ。
診察してもらうとあちこち傷だらけ、最初は少しずつバリカンで毛を刈り傷を確認していたのですが、そのうち大きな切り傷を発見。
ぱっくり口が開いて皮が3,4センチ四方めくれているところもあります。
その時点で、獣医さん曰く「これはもう縫わなければだめですから、麻酔をかけて毛刈りをしましょう」とのこと。
麻酔を注射されバリカンでみるみる毛刈りをされる様はさながら羊の毛刈りのようです。
体の左半分を毛刈りするので獣医さんからいっそのこと見栄えよくライオンカットにしましょうかとの提案もありましたが、右半分も毛刈りしてしまうとまだこの時期は朝晩冷えますし体の保護という面では少しでも体毛があったほうがよいので見栄えは悪くても必要な部分だけの毛刈りにしてもらいます。
毛を刈ってみると傷の全貌が・・・
傷の付き方(咬まれた場合の傷は口の大きさにあった2か所の牙傷がつきその幅で咬んだ動物が推測される)から中型犬にかまれたのではないかとのこと。
ほかにもためらい傷や、猫の牙で咬まれたと思われる幅の狭い傷跡もあります。
あまりの痛々しさに見ているこちらのほうが腰が抜けそうになります。
一番大きな傷は8,9針も縫うことに、しかも傷の範囲が広いので外側の皮だけでなく内側の皮も合せて縫われます。
ほかにも大きさは小さいものの深い傷が多数。
結局全部で15、16針も縫うことに。
内臓にまで傷が達していないのが不幸中の幸いです。
それにけがをしたのが夜、または休日でなく獣医さんの診察時間内だったこともラッキーでした。
大けがではあるものの命に別状のない重症といったところでしょうか。
一晩くらいは麻酔が効いたままとのことだったので病院で預かってもらうことにしたのですが、ほどなく獣医さんから電話でくるみちゃんがうちに帰りたがっているので迎えに来てくださいとの連絡が。
行ってみると麻酔もすっかり覚め、泣き叫んでいます。
家に帰ってきてしばらくゲージに入れて休ませようとしましたが、恐ろしい勢いで抵抗してそのまま逃走。(野良出身なのでゲージに拘束されるのは怖いらしい。)
縫い糸をちぎってしまわないようエリザベスカラーを装着したかったのですが、それも無理でした。
脅威の回復力です。そういえばボタンちゃん(16歳のおばあさん犬)も麻酔の覚めが早く脅威の回復力を見せていましたが、雌だからそうなのかそれとも野生に近いからなのか。
今朝からはいつも通りの生活で痛そうなそぶりもなく外に出たがります。さすがにこの状態では外に出せないし、見た人も驚くことでしょう。
昨晩、くるみちゃんを迎えに行くとき、ついでにちび太(昨年末保護した雄の子猫)の去勢手術もしてもらいました。
こちらもくるみちゃんと同様に麻酔をして手術したのですが、今日になってもまだ麻酔の影響で吐いたりどんよりした状態。本来はこれが普通なんだそうです。
それなのにくるみさんは・・・いつもと変わらず。
体面ブラックジャック状態
ちび太君、たぶん8か月ぐらい。体重4㌔にもなるのにまだ子供体型、しかしちょっとさかりが付き始めたようなので急きょ去勢手術。
くるみさんの怪我の状態から推測するに猫と喧嘩をして咬まれて追われ、追われた先に犬がいてまた咬まれた。それを見ていた犬の飼い主が咬まれた猫と咬んだ犬を引き離すために水をかけて引き離したということではないか?(体についた水は汚い水ではなかったし、頭からずぶ濡れでも水の中に入ったというより完全に上から水をかけられたような感じなので)
とも考えられるのですが、本当のことはわかりません。
外に出れば七人の敵という言葉もありますが、外は危険がいっぱいです。これを機会にあまり外には出ないようにしてもらいたいのですが・・・無理でしょうね。くるみさんの気性では。