Unix関連活用日記(旧Solaris_x86活用日記)

macOSやFreeBSD,Linuxを中心とした内容に変更
(自称Solarisエバンジェリスト)

Solaris 11のUIはOpenIndianaだ。

2010年10月02日 07時10分13秒 | Solaris 11
昨日、Oracleに買収されて初めてのSolaris関連のナイトセミナーが開催された。
Sunの時代には、主にOpenSolarisを中心に行っていたセミナーだ。

そのセミナーも当初は、Solaris 10の内容で始まったが、途中からOpenSolarisプロジェクトが始動したためそちらにシフトしていったという経緯だ。

Solarisに関しては、当面消滅することはなさそうだが、行方にはかなりの不安が残る。

もうすでに、Solaris 10ではUpdate Managerによる無料のパッチリリースは停止されている。

完全に”商品”に返り咲いたということだ。

さて、個人使用はどこに依存したらいいかというと現時点では、不明だ。

ただ、昨日見た将来Solaris 11になるであろうプロトタイプ(Solaris 11 Express)は、現在リリースされているOpenIndianaそのものだった。

これまでは、Solaris 10とExpressが同じUIで、OpenSolarisとは違っていた。
現時点では、Solaris 10 9/10とOpenIndianaの2種類のUIだが。
昨日見た限りでは、OpenIndianaのUIがSolaris 11になるようだから、OpenIndianaのUIも変わる可能性があると思う。
それともillumosが大幅に変わったUIでリリースされるのか?それもまだ未発表であるので不明。
満足感を一杯のLinuxがない現状では、どうしてもSolarisに依存したいのだが、先行き不透明でかなり不安だ。