Unix関連活用日記(旧Solaris_x86活用日記)

macOSやFreeBSD,Linuxを中心とした内容に変更
(自称Solarisエバンジェリスト)

やっぱりな。恐れていたことが現実となった。

2010年04月02日 21時53分38秒 | Solaris10_x64/x86
マイコミジャアーナル記事によると,Solaris10の無料使用がなくなるようだ。
Sunは昔もx86版の開発を中止したことがあったが,Sun内部で密かに開発を継続していた有志がいて,後に再リリースされた過去がある。
今度は,Oracleに買収されてしまったわけだから,二度と無料でのライセンス提供はなくなるだろう。

今のところ,OpenSolarisの方の無料提供は継続されるようだが,それも時間の問題だろう。

私の予想では,表向き”消滅”させてしまうだろう。
Solaris10のサポート契約が順調なら,アングラで密かに開発を継続させるだろうが,不調なら,Solarisそのものを切り捨てるだろうね。
何せ,オラクルのデータベースを動かすためには,Windowsだけで十分収益があがるからね。

私のソリューション部門では、今年中にSunRay120台を含めたSolaris環境構築の計画があった。
そのために、Solarisの優位性をアピールするために、3年ぐらいかけて頑張ってきたけど、これからの方向性に不安感が募る。
サポート費用というより、Solarisそのものものの消滅の危機を感じるのは私ひとりではないだろう!

誠に残念で仕方がない。