車検＆スタッドレスタイヤ取り付け顛末記

Ｚの最初の車検が終わった。９月に事故ってしまったので買い換えるわけにもいかず(もともと買い換える気も無かったが...)、車検を通すことにしたのだ。
まぁどんなところでもできるし、ユーザー車検という手もあるのだが、面倒臭いのと事故からの修理後調子の悪いところもあったので、一緒にディーラーに診てもらうことにした。
それにしてもお金のかかること... 要らない作業や部品をどんどんハネていったのだが、１０数万円がかかってしまった。う～むむ。収入が少ない現状ではつらい... とりあえず異音も原因判明し、直してもらえたのでヨシとするか。

Ｚの車検のついでにエルグランドにスタッドレスを付けてもらった。
個人的に実家の近所にブリヂストン東京工場があること、後輩がブリヂストン社員なことなどがあり、ブリザックを希望して付けてもらったのだが、最初ディーラーさんと装着するグレードでもめた。
私はＲＥＶＯ１の２１５／６５Ｒ１６が重量車専用チューニングが施されているので、それを付けて欲しいと言ったのだが、ディーラーさんは「タイヤ屋と勉強会を開いて、エルグランドには４×４用のＤＭ－Ｚ３が最適」と言って譲らない。
いろいろ話しあったのだが、まぁ値段もＤＭ－Ｚ３の方が３万位安いし、私も納得してＤＭ－Ｚ３を付けてもらうことにしたのだ。その代わり、必ず０５年製にすることという条件を付けるのは忘れなかったが。
タイヤは１２月初めにオーダーされ、１５日頃には入荷したのだが、こちらの事情で２５日夕方に取り付けてもらうことにしてあった。Ｚの車検入庫と同じ日だ。

いよいよ２５日になった。エルグランドとＺの２台でディーラーへ行き、預ける。
私たちがオーダーした時はまだ日本列島に大雪が降る前だったため問題なかったのだが、どうやら現在ではタイヤが足りず、今注文しても入庫するのは１月中旬過ぎだという。早く頼んどいて良かったねぇなどと話しつつ、待つ。
ピット内には他にも作業するクルマがあったらしく、１時間程度かかって交換終了。エルグランドは重いから、タイヤ交換にも時間がかかるのだろう。

納品請求書をもらってカードで支払う。が、「作業内容および使用部品名称」欄を見ると「２１５／６５Ｒ１６　ＭＺ－０３」とある。
「あれっ？ＤＭ－Ｚ３じゃなかったっけ？タイプミス？」
と思い、その旨を伝えると実物を確認に社員が集まる。そしてザワメキが...
「すみません、違うタイヤ付けちゃったみたいです。」とディーラーさん。
「えぇ～っ？！それは注文時の間違い？作業時の間違い？」と私が聞くと、
「注文した時の間違いのようです。」とのこと。

う～ん。なんだかなぁという気がしたが、ＭＺ－０３はＤＭ－Ｚ３よりも少しだけ値段が高い(４本で１万円位)し、以前レガシィで使っていたからある程度素性も分かっているつもりなので、まぁヨシとした。
ディーラーさんは「タイヤに問題はありませんから」と必死に私に言う。
「最初にＲＥＶＯ１にするか、ＤＭ－Ｚ３であれだけもめたのは何だったのよ... 最初っからＲＥＶＯ１売っとけば、もっと儲かったのにねぇ～」と奇妙な哀れみを感じてしまった。

というわけで我が家のエルグランドにはＭＺ－０３が取り付けられた。これでスキーも思う存分行けますな。Ｚも昨夜無事帰ってきたし、まぁＯＫとしましょう。

※ちなみにＤＭ－Ｚ３はユニディレクショナルなので、タイヤローテーションは前後だけしかできないが、ＭＺ－０３の２１５／６５Ｒ１６は回転方向の指定が無いので、たすき掛けのタイヤローテーションができる。長持ちさせられるということにもなるね。って、エルグランドのタイヤローテーションなんて自分でしたくねぇ～な。車重もあるし、タイヤもサイズがデカイから重いだろうし、筋肉痛は確実だよ。これはディーラーに責任取ってやってもらうしかないね。
(実際、春になったらタイヤ交換しますから、持ってきてくださいって言ってたしな。)