帰国者を送ってから浅水湾(レパルスベイ) #goo_sealions http://goo.gl/pHkzc
by ichiken4848 on Twitter
土曜は日本に帰国する出張者が多い。
今回、中国へ来る際に同じ飛行機だった方々が先に帰られるので、今後の出張での移動手段講座と銘打って、香港空港まで同行してみた。
【Phot.1 出発は福田口岸】
香港は中国に返還されたが、事実上別の国のため、国境がある。深センから香港に抜けるにはいくつかイミグレがあるが、今回使った「福田(FuTian)口岸」は比較的新しい。
【Phot.2 香港国際機場でアヤシイ2人】
福田口岸の香港側(「落馬洲」)からタクシーで40分、300香港ドルであっという間に空港である。ちなみに「機場」は「空港」のことであり、普通話だと「ジイチャン」に聞こえる。もちろん「エアポート!」で問題無く通じるので、通じるかどうか無理に試す必要は無い。
(お二人さん、目線入れといたのでご勘弁を。)
【Phot.3 到着階のバーガーキングにて昼食】
これから飛行機に乗る2人は機内食が出るからいいが、私には何も無い。よって出発階(7F)から到着階(5F)へ移動し、バーガーキングで昼食にした。
結構いい金額だったような... ケチャップが2個付いてるのが特徴的だ。
以前は出国後エリアにもバーガーキングがあったのだが、今はマックに変身してしまった。よってどうしてもバーガーキングで食べたい人は出国手続前に到着階で食べることをオススメする。
【Phot.4 空港快速乗り場はこちら】
「中環(セントラル)」に出るには空港快速が24分と一番早い。ただ、100香港ドルとちょっと高いので、お金をかけたくない人はバスがいいかな?
日本人なら漢字で意味が分かるでしょ?
【Phot.5 八達通(オクトパス)を買うには】
香港ではかなり早い時期からいわゆるSuicaと同じ非接触式ICカードが「八達通(オクトパス)」という名称で展開している。
列車乗り場に向かう手前に売り場があるので、そこで購入できる。日本語のパンフレットもあるが、基本は英語での会話となる。(もちろん広東語でもいいけど... 私は話せないですが...)
デポジット50香港ドルと100香港ドルの運賃を入れて150香港ドルだが、500香港ドル札を出して、「Reload Please!」と言えば+350香港ドルをチャージしてくれる。日本では「チャージ」だが、香港では「Reload」である。「チャージ」と言っても全然通じないのでお気を付けを。
【Phot.6 空港快速の車窓】
かなり快適である。速度はどれ位だろう?130km/h?いやもっと出てるような気もする。
【Phot.7 もう着いた】
あっという間に中環(セントラル)に到着である。所要24分とのことだが、途中駅での停車時間が案外と長い。
【Phot.8 中環バスターミナル】
いよいよ「浅水湾(レパルスベイ)」へ向けてバスに乗る。香港仔トンネル経由6X系統だと面白くないので、わざと山越えルートの6系統を選択し、2Fの最前列を確保することに成功した。
【Phot.9 香港は金持ちが多い】
フェラーリもごく普通に走ってる。
こっちはBMW X6。4.4LのV8バージョンを奥さんが普通に運転している。日本だとあんまり見ないね。(だって1,000万円級だもの...)
【Phot.10 車窓から】
島の南北で景色がぜんぜん違う。
【Phot.11 浅水湾(レパルスベイ)に到着】
バス停は番号で記されていて、分からない人にはちょっと厳しい。
ちなみに私の乗ったのは「赤柱(スタンレー)行き」で、この赤柱半島は約70年前に日本軍と在香港のイギリス連邦軍が激戦を繰り広げたところとのこと。ぜんぜん知りませんでした。ホテルに帰ってきてから勉強しました。
【Phot.12 ビーチにて】
人が多い。
トップレスビーチとのウワサもあったが、それらしき人は見当たらないぞ...
アヤシイ日本人発見!
決して、トップレス女性を見る視線をゴマかすためにサングラスをしているのではありません。単純に眩しいのです!
いや、一応水着の方もいらっしゃるんですよ。それもヒモを外して寝てる方とか。
ボケーっとしてたら、突然目覚めて起き上がった方がいらして、たまたま寝る前にヒモを外していたので、私の視線にお宝映像が飛び込んできてしまったのは、ここだけのトップシークレットです。(写真は無いのかって?そんな余裕あるわけ無いよ!)
【Phot.13 砂が特徴的】
砂が日本の砂浜とは全然違う。黄色いんだよね。石英が多いのかな?鉱物は苦手でよく分からない。でも人工の砂浜だということだけは事実らしい。香港島は主に花崗岩でできているから、石英が主体となるのは理に適っている。
【Phot.14 郵政総局にて】
浅水湾からの帰りは260系統の快速バスでさくっと中環まで!と言いたいところだが、島の南側は道が狭くて大渋滞であった。結局1時間近くかかって中環バスターミナルに到着した。
相変わらず絵ハガキ書きまくりなので、今回は郵政総局から直接出してみることにした。
私書箱がものすごく多く並んでいるところを抜けて、窓口&ポストのあるところへ。
日本へは「AIR」へ入れれば大丈夫。さて、何日で到着するかな?
【Phot.15 スターフェリーは転換クロスシート】
今まで、背もたれは固定だと思っていたが、実は転換クロスシートだった!(知らないことは多いものだ...) 関東圏の人は転換クロスシートって馴染みが薄いんだよね... 関西圏や札幌圏の人はよくご存知でしょう。
チムサーチョイに入港する前に空き待ちで5分位、ユラユラと揺れていた。スターフェリーは前後進可能な構造ということもあり、揺れには弱いようだ。ちょいと気持ち悪くなった。
【Phot.16 尖東から深センへ】
もう疲れたのと満足したので、深センへ帰ることにした。この「帰る」という表現が個人的には納得行かないが、事実だから仕方が無い。
尖東(イーストチムサーチョイ)駅から、一駅でホンハム駅なので、そこで羅湖行きの東鉄線に乗り換えた。始発だから座れるのがうれしい。
12両編成の東鉄線は、1時間に15本程度という高頻度運転をしているので時間を気にする必要は無い。
というわけで、羅湖イミグレを抜けて深センに帰ってきた。相変わらず空気が違う。根本的に何かが違うのだ。何が違うのだろう?!
いったい私の携帯電話はどこに行ってしまったのだろうか?
現地の工場で借りた携帯電話をどこかに落としてしまった。たぶん昨日のタクシーか日本料理店だと思うのだが、日本料理店には無いとの一次回答。タクシーへの問合せは総務の日本人女性にお願いしているが、外出のため結果はまだ分からない。
たぶんダメだろうけど、その場合はどうするべきか... 個人的に弁済するのは全然構わないのだが、どうやら携帯電話には駐在員の方々の電話番号が入っていたらしいのである。これは非常にマズイ。
少なくとも再発防止策を実践し、会社全体にも広げていくようにしないと。簡単にはストラップでカラダに固定することを提案してみよう。
あぁ、憂鬱な時間が今夜も続く...
ちょっと疲れがたまってきた。
出張先で必死になって仕事(外出して協力工場さんと打合せ)しているが、どうも日本との温度差があるのだ。
現場で現物を観て、現実を突き付けられている側としては、日本から現実を観ていない指示が出てくると正直なところ「イラッ!」とくる。もちろん、現実を把握した上での的確な指示は歓迎なのであるが、それができる方はそう多くない。
外国で仕事をしていると、体調を考えると20時位が連日残業の限界である。
日本での残業との比較をあえてすれば、
・中国19時→日本20時
・中国21時→日本23時
・中国23時→日本26時
ってな感じだろうか?
帰宅して安心できる日本とは異なる環境であり、完全に安心できるわけではないから、疲れがたまるのである。
今回の出張はいきなり厳しい状況に追い込まれているので、疲れもたまりやすい。いつもより残業がカラダに響いている感じがする今日この頃なのである。
中国では建設現場で「竹」が使われることが多い。もちろん「足場」として使うのだが、結構高い建物でも「竹」だけで組んでいることがあり、初めて見た時にはちょっとビックリした。
深セン市の「羅湖区」にあるホテルで過ごしているのだが、発展が早かったこともあり、周囲はだいぶ築年数の経った建物が多い。そのリニューアルのために足場が「竹」で組まれることが多いのだが、最近は鉄パイプの採用例が増えてきた。だがこれがクセモノなのである。
話は簡単だ。
足場のそばを歩いていて、突如、ものすごい衝撃が右足を襲ったのである。犯人は「鉄パイプ」で組まれた足場である。
とは言え、いくら私でも組まれた足場に突っかかるほど酔っ払いはしない。組んで長さが余った分が歩道にハミ出していたのである。
弁慶の泣き所とはよく言ったものだ。約2日経ったが腫れがまだ引かない... 痛いよぉ~。
「鉄パイプには敵わねぇなぁ~!」
などとつぶやいてみたところで、誰もそんな日本語は解らない中国での出来事なのである。