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hamlib

2004-12-03 01:07:20 | SDR-1000
FlexRadio社から提供されるソフトェウアはいずれもWindowsで動くものです。私は普段Linuxを使っていることが多いこともあり、また自分で信号処理の勉強をしたいと思ってLinuxからSDR-1000を動かして実験したいなと思っています。
世の中にはhamlibというオープンソースライブラリがあって、これを使うと、いろんなリグのPCによる制御を、統一したAPIで行なえます。そのライブラリはなんとSDR-1000をサポートしているので、これと自分のDSPのライブラリを組み合わせてLinux上でSDR-1000を動かすプログラムを作って使っていました。GUI(と言ってもごく簡単なものですが)もWideStudioというオープソースの開発環境を使って作っています。
ところが、オプションのRFEボードを追加したところ、BPFの選択の方法が変更されたので動かなくなってしまったのです。BPFの数が増えたため、信号線が足りなくなり、BPFのデータをシリアル化して順に送るように変更されているのが原因のようです。
でももうこのオプションも出てから半年くらい経ってるし、もしかしたらもう誰かがパッチを配布してるんじゃないかと思って色々検索したのですが、見つかりません。で、ちょっと自分でやってみるかと思ってここ3,4日hamlibのソースと、すでにRFEオプションに対応しているflexradio製のVB 版のコソールプログラムのソースを眺めて対応を考えました。きのう基本的なところを書いてみたらなんとなく動いたので、気をよくして今日はその他の、アッテネータのon/offとかにも対応してみました。もっともVBのコードをほとんどそのまま借りてきてCにしただけのようなものなんですが。もうちょっとコードをきれいに整理してhamlibプロジェクトにパッチを送れればいいのですが。
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