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簡単なハードでSDRの実験

2005-06-12 01:37:55 | SDR-1000
しばらくぶりの更新ついでに、今やってみたいと思っていることなど。SDR-1000は結構な値段がしますし、もっと簡単なものでソフトウェアラジオの遊びはできないかと思っています。といっても特にオリジナルなものでは全然なくて、SDR-1000と基本は同じだけれど、簡単に入手できる部品だけ使うということと、ローカル発振を固定にするというものです。SDRー1000の心臓部であるQSDに使っているバススイッチは実は非常に安いものらしいですし、Digikeyから通販で買えるようなのですが、秋葉では私は見たことがありません。またアンプ類は少々値の張るものが使われています。その辺をQSDはHC4052で、OPアンプは5532あたり、RFアンプは無しか安いMMIC(upc1651Gとか)でと考えています。性能は落ちるでしょうが、低いバンドでは十分ではないかと思いますし、どのくらい使えるか試すのも面白いかなと。
それから、局発が固定で困らないのかと思われるかも知れませんが、サウンドカードで扱える帯域の分はソフトウェアの方で自由に動かせますので、一般的な48kHzのカードであれば+-24kHz(実際は20kHzくらいか)の範囲は使えるわけです。これでもたとえば3.5や7MHzのCWバンドなら十分カバーできますし、192kHzのカードなんて使えば7MHzのアマチュアバンドをほぼすべて!カバーできることになります。ただ、水晶を特注するのは面倒なので、まずはどこにでもある14.318MHz(3.579x4)の水晶を使って3.5MHzのフォーンバンドの上端を狙ってみようかと考えています。
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