ここのところAPB-1などを製作をするきっかけになったのが、このFPGAを使ったソフトウェアラジオです。DWM(デザインウェーブマガジン)誌の2007年7月号はFPGAを使った回路設計の特集で、FPGA基板が付録として付いていました。
その特集記事の中にJA2SVZ 林氏による、付録基板を使ったSDRの記事が掲載されていたのです。林さんはその年のハムフェアで実際にそのラジオのデモをされていて、その場で色々と話を伺ったのがきっかけで、基板を譲っていただくことになりました。
このSDR基板の内容は、SDR-14/SDR-IQやPerseusと原理的には同じで、アンテナで拾った電波を直接ADコンバータによりサンプリングし、デジタル信号処理によってベースバンドへの周波数変換とデシメーション(サンプリング周波数を下げていく)を行い、PCで受け取れるような形式で出力するというものです。また、USBシリアルポートにより、NCOの周波数の設定を行うことが出来るようになっています。
11月初めのある土曜日の夜に組み立てを終わり、JTAGケーブルでFPGAの設定ファイルをダウンロードしましたが周波数の設定方法等がわからず、結局朝まで色々試したものの動作の確認が出来ませんでした。日曜のお昼に起きて作者の林さんにヘルプのメールを書いたところ、久しぶりのメールを出したにもかかわらず丁寧な返事をいただき、周波数の設定方法と動作確認方法、最新のVHDLコードを送って下さいました。日曜の夜に、そのアドバイスに従って新しいコードをFPGAにロードし、Ham Radio Deluxeから周波数を設定したところ、LCDの表示も出て、実際に80mのアマチュア局の声を聞くことが出来ました。
基板をいただいてから2年、ようやくの完成です。今後はFPGAのプログラミングを勉強して自分なりに色々実験したいと思っています。作者の林さんには色々と助けていただいて感謝しています。また、この基板にはQFNパッケージのADCが使われているのですが、その半田付けに挑戦したおかげでAPB-1の製作もそれほど怖がらず進めることが出来ました。QFNの半田付けの話等はまた書くかも知れません。
その特集記事の中にJA2SVZ 林氏による、付録基板を使ったSDRの記事が掲載されていたのです。林さんはその年のハムフェアで実際にそのラジオのデモをされていて、その場で色々と話を伺ったのがきっかけで、基板を譲っていただくことになりました。
このSDR基板の内容は、SDR-14/SDR-IQやPerseusと原理的には同じで、アンテナで拾った電波を直接ADコンバータによりサンプリングし、デジタル信号処理によってベースバンドへの周波数変換とデシメーション(サンプリング周波数を下げていく)を行い、PCで受け取れるような形式で出力するというものです。また、USBシリアルポートにより、NCOの周波数の設定を行うことが出来るようになっています。
11月初めのある土曜日の夜に組み立てを終わり、JTAGケーブルでFPGAの設定ファイルをダウンロードしましたが周波数の設定方法等がわからず、結局朝まで色々試したものの動作の確認が出来ませんでした。日曜のお昼に起きて作者の林さんにヘルプのメールを書いたところ、久しぶりのメールを出したにもかかわらず丁寧な返事をいただき、周波数の設定方法と動作確認方法、最新のVHDLコードを送って下さいました。日曜の夜に、そのアドバイスに従って新しいコードをFPGAにロードし、Ham Radio Deluxeから周波数を設定したところ、LCDの表示も出て、実際に80mのアマチュア局の声を聞くことが出来ました。
基板をいただいてから2年、ようやくの完成です。今後はFPGAのプログラミングを勉強して自分なりに色々実験したいと思っています。作者の林さんには色々と助けていただいて感謝しています。また、この基板にはQFNパッケージのADCが使われているのですが、その半田付けに挑戦したおかげでAPB-1の製作もそれほど怖がらず進めることが出来ました。QFNの半田付けの話等はまた書くかも知れません。