この数週間、OpenHPSDRやapache-labs 関連のMLはプリディストーションに関する話題で持ちきりですが、そんな中、HiQSDRでもプリディストーションの実装を進めているという話が出てきました。
HiQSDRというのは、元々はN2ADR, Ahlstrom氏が米QEX誌に発表したDDC/DUC方式のSDRトランシーバで、それを主にヨーロッパのアマチュアが基板を販売、配布しているものです。私も一度ある方のご好意で使わせていただいのですが、基本的にはOpenHPSDRのHermesと同じような構成で、ソフトウェアもN2ADRご本人がリリースしているQuiskを初めとしていくつかのものが開発されています。
今回、プリディストーションを実装して実験しているのは、DL2STG氏で、氏が開発している、HiQSDR用のGNU Radioのブロックの中で実現しているようです。また、このプリディストーションもアダプティブなもので、そのためにFPGAのイメージも変更を加えたそうです。リンク先のページの2 tone testのスペクトラムを見る限り、こちらもかなりの効果が期待できそうです。
HiQSDRは最近まで、基板(組み立て済みもあり)のみの提供でしたが、最近では、エキサイタと10Wのアンプを収められるケース、HiQTRX-10も販売されているようで、これからも注目したいと思います。
詳しい情報は上記のリンク先や、Yahoo GroupsのN2ADR-SDR groupを参照してください。
今年はプリディストーションという言葉やその技術が一気にアマチュアに広がるのではないかという予感がします。
HiQSDRというのは、元々はN2ADR, Ahlstrom氏が米QEX誌に発表したDDC/DUC方式のSDRトランシーバで、それを主にヨーロッパのアマチュアが基板を販売、配布しているものです。私も一度ある方のご好意で使わせていただいのですが、基本的にはOpenHPSDRのHermesと同じような構成で、ソフトウェアもN2ADRご本人がリリースしているQuiskを初めとしていくつかのものが開発されています。
今回、プリディストーションを実装して実験しているのは、DL2STG氏で、氏が開発している、HiQSDR用のGNU Radioのブロックの中で実現しているようです。また、このプリディストーションもアダプティブなもので、そのためにFPGAのイメージも変更を加えたそうです。リンク先のページの2 tone testのスペクトラムを見る限り、こちらもかなりの効果が期待できそうです。
HiQSDRは最近まで、基板(組み立て済みもあり)のみの提供でしたが、最近では、エキサイタと10Wのアンプを収められるケース、HiQTRX-10も販売されているようで、これからも注目したいと思います。
詳しい情報は上記のリンク先や、Yahoo GroupsのN2ADR-SDR groupを参照してください。
今年はプリディストーションという言葉やその技術が一気にアマチュアに広がるのではないかという予感がします。