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JI3GAB/blog

ラジオに関する話題を中心につらつらと

40m spectrometer

2005-06-15 01:37:17 | ソフトウェアラジオ
簡単なハードで…と構想だけは書きましたが、週末も全然ハンダゴテを握らず何も進みませんでした。でも世の中にはすでに似たようなことをやっている人がいて、たとえばPU1JTEによる40m spectrometerというのがあります。で、このハードと彼の自作のスペアナのソフトウェアを使ってリアルタイムに彼の地ブラジルの7MHzの40kHz幅ほどの様子をブラウザ上に表示しているのがこちらのページ
ところで、このEdsonという人は多分元々ブラジルの人なんでしょうが、WやJAのコールも持っています。で、なんとなく見覚えがあるなと思ったら以前に私のホームページでの実験にコメントのメールをくれた人でした。そのときはJAに今いるからチャンスがあったら会おうと言ってくれたのですが、会わずじまいになっています。
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MLのやりとりで一部問題解決

2005-06-15 01:28:08 | SDR-1000
ALSAの設定で困っているらしいGの人がいたので、mixerの設定を伝えてみたが、どうやってもうまくいかないらしい。役に立てなくて残念。一方その人は他のカードではちゃんとLinux用のコード(DttSP)が動いているらしい。こちらでは前にも報告した通り、いまいち不安定で、デスクトップを切替えたりするとjackからの入力を失ってホワイトノイズだけになってしまう。現用しているKnoppixはデフォルトでカーネル2.4系と2.6系が用意されているが、私は前からの経緯もあって2.4系のカーネルを自分の環境に合わせてconfigし、コンパイルして使ってきた。それをふと思い立ってデフォルトの2.6系カーネルで起動してみたら、なんとほとんど問題なく動くではないですか! その辺の経緯と、もうひとつの問題であるpyhwという主にハードウェアのコントロール用のプログラムのレスポンスが遅いということを続けてMLに投稿したら、Linux用コードの作者の人がでてきて、2.6ではプロセススケジューラが変更になっていること、ディストリビューションによってはXのプロセスの優先度を高くしていることを教えてくれた上、pyhwのコードの遅い理由の説明もしてくれて、新しいソースコードを送ってくれるとのこと。投稿してみるもんですね。
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簡単なハードでSDRの実験

2005-06-12 01:37:55 | SDR-1000
しばらくぶりの更新ついでに、今やってみたいと思っていることなど。SDR-1000は結構な値段がしますし、もっと簡単なものでソフトウェアラジオの遊びはできないかと思っています。といっても特にオリジナルなものでは全然なくて、SDR-1000と基本は同じだけれど、簡単に入手できる部品だけ使うということと、ローカル発振を固定にするというものです。SDRー1000の心臓部であるQSDに使っているバススイッチは実は非常に安いものらしいですし、Digikeyから通販で買えるようなのですが、秋葉では私は見たことがありません。またアンプ類は少々値の張るものが使われています。その辺をQSDはHC4052で、OPアンプは5532あたり、RFアンプは無しか安いMMIC(upc1651Gとか)でと考えています。性能は落ちるでしょうが、低いバンドでは十分ではないかと思いますし、どのくらい使えるか試すのも面白いかなと。
それから、局発が固定で困らないのかと思われるかも知れませんが、サウンドカードで扱える帯域の分はソフトウェアの方で自由に動かせますので、一般的な48kHzのカードであれば+-24kHz(実際は20kHzくらいか)の範囲は使えるわけです。これでもたとえば3.5や7MHzのCWバンドなら十分カバーできますし、192kHzのカードなんて使えば7MHzのアマチュアバンドをほぼすべて!カバーできることになります。ただ、水晶を特注するのは面倒なので、まずはどこにでもある14.318MHz(3.579x4)の水晶を使って3.5MHzのフォーンバンドの上端を狙ってみようかと考えています。
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MLに投稿してみた

2005-06-12 01:07:59 | SDR-1000
久しぶりの更新になってしまいました。なにもネタがなかったからなのですが、今日FlexRadioのMLを見てたら同じようにLinuxのalsaドライバで悩んでいる人がいたので思い切って投稿してみました。ちなみにこのMLは先月からはじまったもので、最近はflexradioのwebサイトにあるフォーラムよりこちらのMLの方がコアな情報が流れているような気がします。
MLでの質問は、私と同じSanta Cruzのサウンドカードを使っている人で、ALSAのドライバのインストールをして、再生はできるけどキャプチャが出来ないというものです。ALSAはデフォルトではすべてのmixerコントロールがoffになっていて再生だけでも悩む人が多いのですが、最近のバージョン(1.0.8あたりから)ではキャプチャ関係のコントロールもより詳細になっていて、そちらの設定をonにしてやらないとうまく行きません。私の場合は'ADC Capture Switch'というパラメータをon にすることで動作するようになったので、その情報を投稿しておきました。ちなみに設定の仕方はたとえば

% amixer cset name='ADC Capture Switch' on

などです。でも実は私のところでは1.0.8はそれでもキャプチャの動作が不安定で、むしろ少し前の1.0.6の方が安定なのでこちらを使っています。1.0.7に至ってはモジュールのロードの途中で固まってしまう始末(Linuxのカーネルは2.4.27です)。また、1.0.6を使った場合でも以前のエントリでも書いたように突然入力が切れてしまうという問題が残っているので、MLへの投稿には、あわせてそれについて「誰かヒントちょうだい」と書いておきました。
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