SDR-1000のコントロールにはパラレルポートを使用します。しかし、パラレルのケーブルは太くて扱いにくい上に長くなると誤動作を起こすという問題がありますし、最近のノートパソコン等ではパラレルポートの無いものがほとんどです。世の中にはUSBをプリンタポートに変換するアダプタはいくつもあるのですが、パラレルポートの代わりとしてちゃんと使えるものはほとんど無いようです。Linuxでも、ある特定のチップを用いた変換アダプタに関してはパラレルポートとして使うことができるようなのですが、いかんせん古いチップのようで、それを使った変換アダプタを私は見かけたことがありません。
そんなわけでこの「パラレル <ー> USB変換アダプタ 」は随分前からリクエストの多かったものなのですが、ようやく販売が開始されました。詳細はFlexRadio社のProductsのページを御覧ください。尾値段は59ドルです。
うっ、しかしこれのLinux用のドライバはきっとまだ無いのだろうなあ....
そんなわけでこの「パラレル <ー> USB変換アダプタ 」は随分前からリクエストの多かったものなのですが、ようやく販売が開始されました。詳細はFlexRadio社のProductsのページを御覧ください。尾値段は59ドルです。
うっ、しかしこれのLinux用のドライバはきっとまだ無いのだろうなあ....
コントロールがパラレルポートを使うと言う事で、さすがは米国製品だな、と妙に感心しています。日本のメーカーだったら、最初からUSBポートを使ったかもしれませんね。どうしても、パラレルポートでなくちゃいけない技術的な理由が在ったでしょうか。
この製品の記事がCQ誌に掲載された時には、やはりこの手の製品が出て来たかと思いました。最近のリグがDSP等デジタル信号処理が多用されているのなら、アナログ部はハードで信号処理はパソコンで遣っても何の不思議も無いよなぁと長らく思っていましたから。VoIPがソフト面のIT化とするなら、この製品は、ハード面のIT化だなと思います。
私も、使って見たいですが、もう少し、バージョンアップが在ってからにしようかなと思っています(^^;)。
いやまったく、最初からUSBにしてくれたらなあとずっと思っていました。恐らく作者がUSBのハードやドライバ開発のノウハウを持ってなかったので、レガシーなパラレルポートを使ったのだろうと思います。
今回出たアダプタも、ユーザの中でそういう技術を持った人がプロトタイプを作成し、FlexRadio社がそれを元に商品化したようです。そういうところがこの機械の面白いところですね。ただ、確かに実用的な商品として考えるならもう少し様子を見た方がいいかも知れません。バージョンアップの情報などは出来るだけここでも取り上げたいと思っています。