数年前に越してきた集合住宅では、なかなか思うようにアンテナを上げることができず、短いホイップをベランダからちょこんと出すだけでした。特に、夜は3.5MHzに出たいのですが、1.5mほどの短縮ホイップでは、受信はともかく送信しても満足に飛んで行ってくれません。しかし、3.6MHzも出られるようになったことですし、この機会に少しは状況を改善したいと考えています。
具体的には釣竿か何かで4メートルほどのエレメントを(夜だけでも)つきだし、それなりにQの高そうな短縮コイルを巻いて効率よく飛ばそうというものです。というか、普通にみなさんがやっておられるベランダから釣竿ということなんですが。
そういうわけで写真のような短縮コイルをペットボトルに巻いています。最近、CQ誌でもVCHアンテナというタイプの製作の特集があったので、その記事やWebで情報を公開されている方の記事を参考にさせていただきました。
1.5Lのペットボトル(サイダーが丸くてよさそうです)に自在バンドを5箇所貼り付け、それに1mmのアルミ線を40回ほど巻けました。自在バンドは近所のホームセンターなどではなかなか見つからず、結局秋葉原のラジオデパートの並びのお店で何種類か買って来ました。入手した自在バンドは幅が違うだけで、溝のピッチはどれも2.5mmくらいのようです。また、使用する線型は2mmではちょっと太すぎる感じで、1mmから1.5mmくらいがちょうど良さそうです。
あまり正確にインダクタンスを測る機材は持っていないのですが、80から90uHくらいとなりました。ちょっと大きめに測定値は出てると思います。
今は、巻いたコイルとエレメントの接続方法(できれば簡単に脱着できるようにしたい)や給電方法などを考えてるところです。ちゃんと組みあがったらまた報告したいと思います。うまくいって、3.5MHzに出ている方々と交信できればうれしいのですが。
今年はこれでまだ2回目のブログ更新です。実はある方から最近メールをいただいて、エールを送っていただいたこともあって書いてみました。気にかけていただいてありがたい限りです。あまり何もやっていないのですが、たまには気楽に更新してみようかと思っております。
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お久しぶりです。バンドが広がって空き周波数が増えました。
そのためペランダアンテナにベアフットでも充分楽しめるようになりました。
ベランダアンテナは接地が命ですので、良い接地がとれるといいですね。
だめでもベランダ床の鉄筋に静電結合するような形でラジアルを考えると効果的なようです。
QSO楽しみにしていますよ~
一応、ローカル局とはQSOすることが出来たのですが、いまひとつ動作が不安定なようです。
おっしゃる通り、接地を見直さないといけないと感じています。
最近寒いので、夜のベランダでの作業が億劫になってきましたが、なんとか少しずつ改善したいところです。
# コメントに気づくのが遅くてすみません
あとは効率をあげる算段だと思います。寒くなってきましたが、ローバンドの季節ですので接地の改善を楽しみにしています。