JI3GAB/blog

ラジオに関する話題を中心につらつらと

SoftRock Ver.6.0 注文受付開始

2006-03-15 01:20:44 | SoftRock40
コメント欄でanchorさんから情報をいただいた通り、SoftRock v6.0の注文受付が開始されました。今回は、KB9YIG、Tonyさんに直接注文を出すようです。送金はPayPalまたは国際郵便為替となっています。
kitの種類は40m/80mの2バンド用のものと、160mシングルバンド用の二つで、いずれもJAからの購入ですと価格は$15です。
受信範囲は96kHzのサウンドカードを使用した場合で、以下のようになります。

40m -- 7.008 から 7.104MHz
80m -- 3.48 から 3.576MHz
160m -- 1.795 から 1.891MHz

他のバンド構成に関しては、テストの今後の結果次第で提供される可能性ありとのこと。また、SoftRock-40 Interest Groupでのやりとりを斜め読みしていると、組み立て済のものも提供可能のようです。それらについて価格等詳しい情報は上記グループでの情報を参考にしてTonyさんに直接たずねるのが良いと思います。注文受付のアナウンスは同グループのメッセージ番号3236にて発表されましたので、正確にはそちらを参照してください。
回路図も公開されました。Yahoo! GroupにSign In出来る方は'Files'のところで見ることができます。また、KD5TFD、Bill Tracey氏によるv6プロトタイプの基板の写真がここで公開されています。

追記: 2バンドのものは、28MHz帯のクロックの4分周/8分周の切替えによって実現しています。具体的には3ピンのヘッダのジャンパを付替えるようです。
また、別に2ピンのヘッダがあって、それをオープンにすることによってミュートできます。送信機と組み合わせるときに便利です。
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ARRLのメンバーシップとQEXの購読

2006-03-13 01:12:53 | ラジオ(その他)
日本からARRLの会員になるというのは、以前ならQSTを購読したいからというのが主な理由だったのではないかと思います。少なくとも私はそうでした。一時期会員じゃなかったときもあったのですが、1998年頃にQEX(厚さは薄いがかなり内容の濃い技術記事のみの隔月雑誌)を購読したいと思うようになって、これの購読は非会員でもできるのですが、メンバー割引きがあるので、どうせならQSTもQEXも読みたいからということでまた会員になったわけです。QSTを毎月送ってもらうために送料がかかるので、会費はWの国内会員に比べてそれなりに高いのですが、数年前から海外会員の会費に新しいにオプション(会費が国内会員とほぼ同じ)ができました。これを選択すると、毎月のQSTの郵送は無い代わりに一年の終わりにPeriodical CD-ROMという、QST,QEX,NCJ(コンテスト専門誌)を一年分PDFで収めたCD-ROMを送ってくれるのです。私は、QSTに関してはまあ一年一回でもいいかなと思ったのですが、QEXは毎回読みたいということで、上記のオプションを選びながら、別にQEXをメンバー価格で購読しています。
ちなみに上記のパターンの海外会員の会費は年間$39です。QEXの会員価格が$31、非会員が$43となっています。しかし、単にPeriodical CD-ROMが欲しいだけなら誰でも$19.95(+送料)で今は購入できるので、QEXを別に購読するとしても、お値段的には会員になる必要はあまりないんですよね。
では、そういう出版物以外での会員サービスにどんなものがあるかというと、私が活用しているのは、'コールサイン@arrl.net'の転送用アドレスがもらえるということと、1980年から最新号までのProduct ReviewとExpanded Reportがいち早くオンラインで読めること、QST/QEXの過去の目次の検索サービスですね。あとはTIS(Technical Information Service)というのがあって、技術的な質問に答えてもらえるらしいのですが、英語でやりとりするのがやはり面倒で、まだ利用したことがありません。
というわけで、やっぱり毎月QSTを読みたい、とか英語でがんばって質問するなど利用できることは利用するぞという思いがあるかどうかというところが会員になるべきかどうかの分かれ目でしょうか。詳しくはARRLのサイトを参照してください。また、もし他にもこういうメリットがあるよ、というのがあれば是非教えてください。
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QEX誌

2006-03-11 23:25:17 | ラジオ(その他)
QEX誌の1/2月号が届きました。私が今回興味を持って読んだのは、Drake R4C受信機の改造記事と、10kgに満たない重さ(軽さ)の8877使用の6m用1.5kWリニアです。
R4Cの改造は、ずっと以前にHam Radio誌に掲載されたRob Sherwood氏による改造のアイデアと、W8JI氏の助言とを元に現代的な部品を使って行ったものです。主なポイントはゲイン配分の見直し、最初のフィルタの狭帯域化、AGC回路の作り直しといったところでしょうか。1st mixerまでは元の回路を残していますが、そのあとは周波数関係は元と同じですが、回路はほとんどを変更しており、使用デバイスも、第2ミキサはダイオードDBM、第3ミキサとプロダクト検波はSN602、IFアンプはDual Gate MOS FETとなっています。改造の結果、特にclose spacingのIMDが大幅に改善され160mのDXに強い受信機になったということです。私も以前R4Cをいじっていたことがあったのですが、PTOのダイヤルメカをどうしてもスムーズに動かすことができず、結局今は手元にありませんが、また機会があったら触ってみたいものです。記事中でこれについても簡単に触れており、K1VYによる記事によってチューニングのし易さを大きく改善することができたと書いています。
軽量リニアの方はスイッチング電源を用いて軽量化しているのですが、こういう高電圧のものがあるとは全く知りませんでした。この記事で使用されているのは、Watts UnlimitedのPS-2500Aというユニットで、重さわずか4.5kgだそうです。これについては記事のpdfファイルがARRLのサイトから読めます。また、最近の各号の目次も同じところから見ることができますので、興味のある方はどうぞ。
ARRLの海外メンバーシップの種類とQEX購読についてはまた別のエントリででも。
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再免許

2006-03-11 22:47:39 | ラジオ(その他)
今月28日で今の免許の有効期限がやってくるのですが、先日すべりこみで申請したところ、本日新しい免許状が送られてきました。開局してから25年(+約半年の空白)が経ちました。電子申請を試してみようと最初は思ったのですが、結局ワードとエクセルのファイルをダウンロードして記入し、紙ベースで提出しました。
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DSP変復調プログラム

2006-03-07 22:30:07 | ソフトウェアラジオ

2000年頃に、サウンドカードを使ってSSBの変復調ができるのではないかと思って実験をしていたのですが、その後あまり進展もなく、実際にそのプログラムを使ってオンエアしたりすることもありませんでした。それが、昨年の夏頃からまたぼちぼち電波を出すようになって、ローカル局の方などからレポートをいただきながら、少しずつプログラムや設備に手を入れてきました。以前のものと核となる部分ではほとんど違いはないのですが、ここら辺で一旦内容をホームページの方にまとめてみましたので、良かったら見てみてください。
SDR-1000やSoftRock、そしてそれらを利用する素晴らしいソフトが次々開発されている現在では、機能的には見るべきものはほとんどありませんが、簡単なプログラムでもSSBを作ったりすることができるという意味で何かの参考になれば幸いです。感想、ご批判等ありましたらコメント欄やメールで連絡をいただければと思います。
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SoftRock Ver.6.0

2006-03-01 23:33:41 | SoftRock40
KB9YIG(Tony Parks)氏によるSoftRock kitの新しいバージョン(Ver6.0)の計画が、Yahoo!のSoftRock40 interest groupでアナウンスされました。まだ回路図等は発表されていませんが、今回のバージョンは、V4のときと同様の28MHzのクリスタルを4分周または8分周と切替えることによって、40m/80mの2バンドを受信できるようになっています。基板の大きさは1.5x1.9インチ(3.8x4.8cm)で、その上に乗る主なパーツはSOICパッケージのIC数個とSMTのコンデンサ、その他は普通のリード部品だということです。
現在プロトタイプの基板を注文しているところで、それがうまく行けばキットの一般の配布は3月終わり頃に始まる予定で、価格は$16(DX)だそうです。
コメント (7)
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