勤労感謝の日、一歩たりとも外に出ず、誰からも勤労を感謝される事も無く、ひたすら寝て過しました。
もう夜だろうと言いたいぐらいの微妙な夕方、何気なく見始めたシザーハンズ。
エドワードは何にも悪く無い。
モノトーンの世界に生きるエドワードと、カラフルな街に生きる人々。
エドワードはそのモノトーンのようにシンプルで汚れなく、人々はそのカラフルな色のように、一見明るくも、しかし毒々しい単色。
そんな自分も毒々しい蛍光色のようなものでベッタリなのだろうなぁと、エドワードに恥じ、だがしかし、何が変わるわけでもなく、結局私はエドワードを羨んでいるだけなのかもしれない。
情けない。
何度か見た映画ではあったが、久々に見た映画でもあるような気がする。
なんとなく、映画が見たい気分。
録画したものがたまってきているので、それを見てみようかと思った。
重くなるのはイヤだったので、どうでも良さげなゾンビ映画があったので、見てみる事に。
んで、感想。
ゾンビ出しゃ良いと思うなよ。
あまりにも説明不足、描写不足、説得力も何も無い、とりあえずゾンビたくさん出しとけ、みたいなカンジ。
恐怖すら無いのはもう、どうしようも無い。
ラストも、救いようが無い。
この手の映画は、ラストがかなり重要だと思うのだけれど、ただ、ゾンビから逃げられません。で、終わられても。
一番印象的だったシーンは、ブロンドのいかにもな女が、バックでファックしているシーン。
あまりにも突然出てきて、え?こんな人、登場人物の中にいたっけ?
っていうか、相手もわからないし。
それぐらい、登場人物達も印象が弱く、魅力に欠けるし。
そして、その女が、ゾンビでは無くて、マヌケなオッサンのチェーンソーで切り殺されるシーン。
あー、にんともかんとも...
あまりにも納得いかず、それならばと、ゾンビ映画の歴史にはガッツリ名前を残す、私はまだ見た事の無い、「ゾンビ」を見てみようと。
原題を見て、ひっくり返った。
「DAWN OF THE DEAD」
っておいおい、さっきのと一緒じゃん(^^;
さっきのは、これのリメイク版だっちゅーのか。
んで感想。
まぁ、古い映画だから、その辺は置いておいたとしても、上の作品と同じぐらい、よくわからない展開が多い。
でも、登場人物の個性や、内容的にはこっちの方が、若干マシ……かなぁ。
ノロノロしているくせに、食いちぎり方だけは、やたらスムーズなゾンビ達。
あんまりゾンビを怖がっているようには見えない登場キャラクター達。
しかし、何気に特筆すべきは、主人公達が立て篭もるデパート(?)を奪おうとして現れた強盗団。
ゾンビでは無く、普通の人達なのだが、なぜかチョッパーライクなバイクと、レイザーラモン顔負けのブラックレザーに身を包み登場。
ゴッツいトライクや、サイドカーなんかも出てきて、実際デパートの中で、こんな風に走るのはシンドいだろうなぁと、変な方に気をとられてみたり。
とりあえず、アメリカン乗りは、見てみてもいいかも w
あと、こんな映画なのに、すっとんきょうな音楽が多いのも、すげー気になる。
この音楽がなんとも微妙な作用を生み出し、なんだか、ホラー映画を見たというより、トリップ系の何かを見たような感覚で終わりました。
うーん、まぁ、結局のところ、見なくて良い映画ってカンジです ^^;
私的には、ね。
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ジョニデだと思って見るとまたあらたな発見がありそう。あの頃はジョニデというのは意識してなかった。(後輩は、病気っぽくて病気じゃない人が好みっていっていたなー。それのたとえでこの映画のジョニデを出していたっけ)
>今1000円切ってますよね。
私もだいぶ安くなってから買ったような気がします。
わー、こんな値段で買えるのだなぁ、って。
>前みたのだけれど 忘れちまっている
私もです(笑
っていうか、私の場合は、ナイトメア ビフォア クリスマスと混ざってしまっているカンジの記憶で(^^;
>ジョニデだと思って見るとまたあらたな発見がありそう。
すごい俳優ですよねぇ。
これだけ色々な役を、違和感無く演じてしまえるのだから、単純に関心してしまいます。
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