7年ほど前に特定疾患の突発性大腿骨頭壊死という病気の認定を受けたのですが、昨日久しぶりに経過観察で病院に骨密度測定に行ってきました。
今はずっと緩解状態で健康ですが30代前半に潰瘍性大腸炎というやはり特定疾患の難病で長期の入院治療を受けました。
その時の治療が原因で骨が弱くなってしまい大腿骨頭に至っては壊死をしてしまったという診断でした。
一時はスクワットやデッドリフトなどの下半身のトレーニングはあきらめてしまった事もありましたが、トレーナーという職業柄自分の体を使っていろいろ試してみるには良い機会だと思い試行錯誤でやってきました。
加圧トレーニング（お金の無駄でした）や理学療法や整体治療など試してもダメだった時にスタッフの南さんからＫＯＢＡトレを使った股関節周りのトレーニングを教わりやってみると感触が良かったので、それ以来リハビリとウオーミングアップでＫＯＢＡトレを入れながら、今はスクワットやデッドリフトなどの基本種目もこなしています。
7年前のＭＲＩ検査では確かに骨頭に血流が行っていない様子だったのが、若年成人比較でも１１４％という優秀な数字で50代になった今でもむしろ骨密度がアップしています。
病気や疾患でも適切な負荷やフォームや強度でトレーニングすれば良い結果が訪れると信じてはいましたが、こうして数字で見れば自分のやってきた事が裏付けられて自信がつきます。
最近はコロナで来館者が少なく、大会準備も無くなったので自分のトレーニング時間には余裕が出来ました。
挙上重量も以前に戻ってきて久しぶりにトレーニングの楽しさを感じています。
コロナで不安な日々は続きますが悪い事ばかりでもないです。
