しましましっぽ

読んだ本の簡単な粗筋と感想のブログです。

「最高のルームメイト」1994米

2006年02月01日 | 映画
子どもの頃にポーランドから、アメリカに移民して来たロッキー。
ロッキーは8歳で両親を亡くした孫のマイケルを引き取り育てる。
マイケルは心臓外科医になり、祖父から独立。
しかし、ロッキーの住んでいたアパートが取り壊しになる事になり、ロッキーを自分の住まいに呼び寄せる。
その後、マイケルは転勤になり結婚、子どもが2人出来る。
ロッキーとは離れて暮らしていたが、ロッキーが倒れた事を期に、再び同居する。
頑固な老人と一人の孫の、心の絆を描くハートウォーミングなヒューマン・ドラマ。


ロッキーを演じるのが、ピーター・フォーク。始めから70歳過ぎの老人で、107歳までを演じる。
見てもピーター・フォークと分からなかった。
ピーター・フォークが凄く、いい味をだしている。
頑固だけれど、人間としてのプライドや、優しさがあふれている。
その優しさを、押し付けたりはせず、孫やひ孫にたいして、身をもって示している所がいい。
真面目に働く事を当たり前と思い、最後まで現役であろうとし、「家族は離れてはいけないんだ」と言う信念を持っているロッキーだった。
ロッキーとマイケルの奥さんのエリザベスとの関係、二人に段々絆が出来て行く所も良かった。
とても出来たお嫁さんだけれど、エリザベスのジュリアン・ムーアがうまいと思う。
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