しましましっぽ

読んだ本の簡単な粗筋と感想のブログです。

「フライトプラン」 2005米

2006年02月03日 | 映画
夫を突然の事故で亡くし深い悲しみに暮れる航空機設計士のカイル(ジョディ・フォスター)。彼女は6歳の娘ジュリアと、夫の棺と共に最新型のジャンボジェット機で帰国の途上にあった。
ところが、カイルが一眠りし目を覚ますとジュリアの姿が見えない。ジュリアを捜すが見つからない。
乗客はおろか乗務員の誰一人としてジュリアを見た者はいなかった。
さらには搭乗記録すらも存在しなかったことが判明する。
それでも必死にジュリアの行方を捜すカイルに対し、乗務員がFAXで送られてきた情報を伝える。それによると、ジュリアは夫と一緒に亡くなっていたと言うのだ。
すべては精神的ショックが原因の妄想だったのか? しかし、カイルはジュリアを捜す事を諦めない。


密室状態の機内から、子どもがいなくなったと捜すカイルは、飛行機の設計に熟知しているので、一般人では分からない所も探す様に機長(ショーン・ビーン)に要請する。
実際の飛行機の中が本当にああなっているのかは分からないが、コンピューターの中の様な雰囲気で興味深かった。コンピュータ―の中も知らないが・・・。
カイルの必死さ緊迫感を生む。そして分かった新事実。子どもも死んでいたと言う話に、母親の妄想が生んだ出来事だったのかと思わされ、この先はどの様な話になって行くのかと思ったら、同じ流れで続く話だった。
観終わって真相を知ると、そんな大掛かりな事はしないだろう。そんなに上手くは行かないだろうと思えるが、観ている時はかなり先をドキドキしながら観ていた。
ただ、真相の明かし方が唐突で早過ぎ、もっと引っ張って驚かせて欲しかった気はする。
ジョディ・フォスターの役は「パニック・ルーム」と少々ダブった。
配役にショーン・ビーンを観て、悪者はこの男かと思ったら、立派な機長さんでした。
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