しましましっぽ

読んだ本の簡単な粗筋と感想のブログです。

「レ・ミゼラブル」 1998米・デンマーク

2005年12月20日 | 映画
19年の刑期を終えて仮出獄したジャン・バルジャンは、自分を泊めてくれた教会の銀食器を盗む。
捕らえられた時、司教は自分があげた物だと言ってジャン・バルジャンを庇う。その司祭の心に打たれ、改心を決意する。
9年後、ビゴーの工場主兼市長として、市民の尊敬をていた。が、新任の警察署長ジャベールはジャンの正体を見破る。
ファンティーヌは私生児として生んだコゼットを他人に預け、養育費を稼ぐ為に必死だったが、私生児を生んだ事が分かり工場をクビにされる。
病気になり苦しむファンティーヌはジャン・バルジャンと出会い、娘のコゼットの事を頼む。ジャベールから逃れる為逃亡したジャン・バルジャンはコゼットと共にパリの修道院に隠れ住む。
10年後、コゼットの頼みで修道院を出た彼は、またもジャベールの影につきまとわれることになる。

原作を読んだのは随分前で、その後も幾つか他の「レ・ミゼラブル」を観ているが、
これは、登場人物が自分のイメージにあっていた。
一番ぴったりだったのが、警察署長ジャベール。でも、ラストはああだったのかな。
自殺したとは思ったけれど・・・。
この映画のジャン・バルジャンなら、飛び込んでまた助けそうだったが・・・。
そして、嬉しそうに帰って行く姿が、流れと違う気がした。
長い原作なので、なにを選ぶかと言う事になるとおもうが、これはファンティーヌがわりと丁寧に書かれていたと思う。
原作では、なぜ私生児を生むことになったのかもちゃんと書かれている。
それはなかったが、子供を思う、母親の気持ちがよく伝わって来た。

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