しましましっぽ

読んだ本の簡単な粗筋と感想のブログです。

「ナルニア国ものがたり3 朝びらき丸東の海へ」 C.S.ルイス

2006年02月06日 | 読書
いとこの家に来ていた、エドマンドとルーシィは従兄弟のユースチスと共に、壁に掛かっていた船の絵に
吸い込まれる。
そこはナルニアの外海で、カスピアン王の朝びらき丸に助けられる。
カスピアンと別れてから、ナルニアでは3年たっていた。
カスピアンはミラースが追い払った、父の7人の友を捜す為、東の果てに向けて船出していたのだ。
船は奴隷売買を行っていた離れ島諸島で、友人のひとりベルン卿を見つけ、
ベルンを新しい、離れ島諸島の総督にする。
船はその後、竜の居る島に着き、ユースチスが一度、竜になるが、アスランの力で戻る。それを境に
嫌な性格だったユースチスは、まともな子になる。
その後、すべての物を金に変えてしまう湖がある島や、目に見えない1本足がいる島、闇の島を巡り、
東の果てに着く。それまでに友人を4名見つけ、2名の死を確認していた。
アスランの言葉に従い、ねずみの勇者・リープチープがアスランの国に入り、エドマンド達は人間の国に
帰り、カスピアンはナルニアへ戻って行く。


今回は海に出ての冒険。
この旅は結構、行き当たりばったりな感じで、辿る島も多かったので、ちょっと盛り上がりに欠ける気がする。
不思議な場所はたくさん出て来るのだが。7人の友も最後は3人まとめて見つかるし。少々、端折って書かれた感じを受けてしまう。
とにかく、アスランの存在が大きい。
冒険はしている時より、した後に得る所が大きい。成長する為に、冒険は必要と言う事かな。
アスランの存在は神なのだ。最後にルーシィとエドマンドはナルニアには、もう来られないが、アスランには出会えると告げる。アスランの国へは川をひとつ越えればいけるからと。

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