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しましましっぽ

読んだ本の簡単な粗筋と感想のブログです。

「ゲゲゲの女房」 武良布枝 

2010年08月12日 | 読書
「ゲゲゲの女房」 武良布枝    実業之日本社

「人生は・・・・・・終わりよければ、すべてよし!!」
漫画家水木しげるの妻、武良布枝さんの自伝。

NHKの朝の連続ドラマ「ゲゲゲの女房」の原作。



NHKの朝の連続ドラマを本当に久し振りに見ている。
毎日が楽しみと言ってもいいほど。
ドラマはどの位原作に忠実なのか、それが知りたくて。
結構その通りで、1、2行の事が広げられて書かれたりしている。
本当にそんなことがあったのだと、驚いたりもする。
読んでいなければ、家の中が迷路になったなんて、テレビの作りかと思ってしまっただろう。
本も面白かったが、ドラマもなかなか上手く出来ているのだ。
先を読んでしまった訳だが、だからと言って興味を削がれることはない。
そして、原作は実名で出て来るので、それもよく分かって面白い。
あまり水木しげるについては詳しくないので。
ドラマを見て、分かるものと分からないものがある。
つげ義春さんが、アシスタントをしていたこともあるのだ。

貧乏でも、心の豊かさを失わないように生活していることや、相手を尊重する気持ち。
読んでいて、気持ちが暖かくなる。
布枝さんの、ゆったりした大らかな性格が文章にもにじみ出ている。
「人生は・・・・・・終わりよければ、すべてよし!!」
そう言い切れる人生を歩めたらいい。



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