しましましっぽ

読んだ本の簡単な粗筋と感想のブログです。

「勇者たちの戦場」 2006米

2009年02月05日 | 映画
「勇者たちの戦場」2007米

監督 アーウィン・ウィンクラー

イラクで活動中のアメリカ兵、軍医ウィル、若い兵士トミー、ジョーダン、ジャマール、ヴァネッサたちは、帰還が決まり喜ぶ。
しかし、最後の任務でアル・ハイという町に医療物資を届けるに任務で彼らは武装勢力に襲われる。
ヴァネッサは右手を失い、ジャマールは混乱の中、非武装の女性を射殺してしまう。
さらにトミーの目の前でジョーダンが射殺される。
トミーとジョーダンは幼馴染だった。
故郷へと戻ってきた彼らには望んでいた平穏が訪れることはなく、前の生活に馴染めない悩みを抱える。



戦争に行った人たちが帰って来た後、身体や心に傷を負い戦争に行く前の日常の生活に戻れないのはベトナムやその前の戦争でも同じだと思う。
しかし、帰って来た後、周りが戦争とは全く関係のない生活をしていて、より多くのギャップを感じるのはイラク戦争が1番かも知れない。
その場にいないと、戦争は実感として沸かないのが現実。
しかも戦争そのものも目的もはっきりしないような。
彼らの帰ってからの生活をただ見つめることしか出来ないが、目を離せない内容だった。
何故戦争をするのだろう。他に解決する方法はないのだろうか。

戦争はいつでも始められるが、終りにするのは思い通りにはいかない。

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