マロリーが他殺体で発見されたと聞いて、ライカー巡査部長が駆けつけると、それはマロリーのブレザーを着た別人だった。
停職処分中だったマロリーは、この殺人事件を担当することで復帰する。
被害者の名前はアマンダ。その部屋に残されていたのは未完の小説と緑の目の猫一匹。アマンダの仕事はフリーのデータ調査だった。
マロリーは名簿から、アマンダと高級コンドミニアムの住人とのつながりを見出す。
容疑者は3人。マロリーは、そのコンドミニアムに潜入する。
チャールズ・バトラーは、超能力で鉛筆を飛ばして、継母を殺そうとしていると疑われている少年、ジャスティンの能力を見極める仕事を引き受け、ジャスティンとの面接を繰り返していた。
マロリー・シリーズ第2弾。
第1作の「氷の天使」の時より、マロリーのことが良く分かり、すっかりファンになった。
と言うか、マロリーの周りにいる人物とマロリーの関係(会話や心情)がなんとも言えず好きだ。
マロリーを愛情深く見守る、マーコヴィッツの旧友達と、ポーカーフェイスの出来ない、チャールズ・バトラーの関係も凄く魅力的だ。
「氷の天使」は事件の方に気持ちが行ったが、今回は事件もそうだが、人物を読むのが楽しかった。
メインの事件の他にチャールズとジャスティンのことや、マロリーの過去も少し分かる盛りだくさんな内容。
これからのマロリー・シリーズを読むのが楽しみだ。
今回は猫のノーズの心情も書かれていて、それも面白い。
竹書房「ふたつの影」の新訳
停職処分中だったマロリーは、この殺人事件を担当することで復帰する。
被害者の名前はアマンダ。その部屋に残されていたのは未完の小説と緑の目の猫一匹。アマンダの仕事はフリーのデータ調査だった。
マロリーは名簿から、アマンダと高級コンドミニアムの住人とのつながりを見出す。
容疑者は3人。マロリーは、そのコンドミニアムに潜入する。
チャールズ・バトラーは、超能力で鉛筆を飛ばして、継母を殺そうとしていると疑われている少年、ジャスティンの能力を見極める仕事を引き受け、ジャスティンとの面接を繰り返していた。
マロリー・シリーズ第2弾。
第1作の「氷の天使」の時より、マロリーのことが良く分かり、すっかりファンになった。
と言うか、マロリーの周りにいる人物とマロリーの関係(会話や心情)がなんとも言えず好きだ。
マロリーを愛情深く見守る、マーコヴィッツの旧友達と、ポーカーフェイスの出来ない、チャールズ・バトラーの関係も凄く魅力的だ。
「氷の天使」は事件の方に気持ちが行ったが、今回は事件もそうだが、人物を読むのが楽しかった。
メインの事件の他にチャールズとジャスティンのことや、マロリーの過去も少し分かる盛りだくさんな内容。
これからのマロリー・シリーズを読むのが楽しみだ。
今回は猫のノーズの心情も書かれていて、それも面白い。
竹書房「ふたつの影」の新訳
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