しましましっぽ

読んだ本の簡単な粗筋と感想のブログです。

「地球が静止する日」 2008米

2010年05月05日 | 映画
「地球が静止する日」 2008米

監督 スコット・デリクソン


地球に高速で接近する物体が確認される。
マンハッタンに着陸したのは球形のもので、その中から宇宙人が現われる。
取り囲んでいた軍隊の1人が発砲してしまい倒れる。中から巨大ロボットが現われる。
軍事施設の病院で治療し、尋問をして監禁しようとするのを、宇宙生物学者のヘレン・ベンソンが助ける。
脱出した宇宙人クラトゥは、地球を救う為に来たことを告げる。




「地球の静止する日」のリメイク。
「の」と「が」が違う。
起承は似ているが、転結は違う。
「の」はクラトゥが人間にも優しかった。
「が」は地球には優しいが、人類は割り切った考え方をしている。
子どもとの触れ合いもあるが、心を通わせる様子はない。
地球が静止することもなかったような。
そして、随分前から宇宙人が来ていた。
そうか、もう最終段階だったと言うことなのか。
地球にある人類の創造物を破壊するのは小さな虫の大集団。
あれはロボットではなく、宇宙生命なのか。
あんな風に滅びて行くのは、結構斬新かも知れないと思いながら見ていた。
地球には優しい方法だ。
クラトゥが生まれるように地球人の姿になるのも、なるほどと納得。
今回は、人類は滅びてしまうのかと思った。
クラトゥは最後に個人の願いを聞いてそれを止めようするのだが。
その展開の方が今までの流れから、有り得なさそうに思えたのだが。
ロボットのゴトーは、巨大になっていたが、形としては同じ。
結局、ロボットも人類型にして来たということなのか。
ストーリーは「の」の方が明確で、メッセージも分かりやすかった。

「クラトゥ バラダ ニクト」はあった。

コメント    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« 「地球の静止する日」 19... | トップ | THE ALFEE LIV... »
最新の画像もっと見る

コメントを投稿

映画」カテゴリの最新記事