しましましっぽ

読んだ本の簡単な粗筋と感想のブログです。

「少女外道」   皆川博子  

2012年08月24日 | 読書
「少女外道」   皆川博子       文藝春秋 7編からなる短編集。 「少女外道」 久緒の家に出入りしていた造園職人の末息子の葉次。 葉次が怪我をして血を流した時、久緒は激しい感覚に襲われる。 成長して美術学校に入った久緒は、そこで自分と同じ感覚の阿星と出会う。 「巻鶴トサカの一週間」 トサカ叔母さんの葬儀に参列し、トサカが自分で書いた家系図をもらう。 「隠り沼の」(こもりぬの) 双子の . . . 本文を読む
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