しましましっぽ

読んだ本の簡単な粗筋と感想のブログです。

「ボトルネック」   米澤穂信   

2012年08月26日 | 読書
「ボトルネック」   米澤穂信         新潮文庫 高校1年生の嵯峨野リョウは、2年前に東尋坊で死んだ諏訪ノゾミを弔うために東尋坊に来ていた。 ノゾミは事故で崖から落ちた。 そんな時、兄が死んだと携帯電話で母親が不機嫌に伝えて来た。 白い花を崖に落とした時、風にのって声がした。 (おいで、嵯峨野くん) その瞬間、リョウは平衡感覚が狂い“落ちた”と思った。 しかし、気が付いたのは自宅のある金 . . . 本文を読む
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