しましましっぽ

読んだ本の簡単な粗筋と感想のブログです。

「死亡推定時刻」   朔立木  

2012年05月22日 | 読書
「死亡推定時刻」   朔立木       光文社文庫 山梨県、河口湖に落ち込む斜面の広大な敷地に、『金御殿』が建っていた。 屋敷の主は株式会社渡辺土建の社長、渡辺恒蔵。 あこぎなやり口でのし上がり、資金を惜しみなく政界にも献金している恒蔵に誰も手を出せない。 そんな恒蔵の中学2年の娘、美加が誘拐され身代金が要求される。 要求された1億円を用意し、妻の美貴子が受け渡し役をする。 しかし警察の判断ミ . . . 本文を読む
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