他の人の感想なども少し。
*高宮誠
奥田努
怒った時も照れている時も表現が大きい。バスロープをちょっと雑に着ている姿は苛立ちを感じるが、お坊ちゃまと言う印象は少々薄い。
奥田さんは、少年亮司だけでもよかった気がする。亮司が凄く良かったから。
寺岡哲
やはり1部で見慣れているからか、高宮誠は寺岡さんの方がぴったりする。バスローブもきちんと着ている所が育ちの良さを . . . 本文を読む
晦(かい)と黎(れい)のWキャスト。
主役の感想を。
*桐原亮司
山本芳樹
悲しさと寂しさの漂う亮司だった。典子に対しても優しさを見せていた。犯罪を犯すのも、雪穂の為に自分の気持ちを殺してやっている感じなので、罪を重ねる度にぼろぼろになって行く様な感じがした。影に徹している亮司。子供の亮司と擦れ違った後の夕日を見詰める表情が切なかった。
しかし、1幕の時の亮司の動きはやっぱりちょっと違 . . . 本文を読む
2005.12.1(木)~12.11(日) シアター1010
いよいよ完結の第2部。セットは1部と同じ。
場面展開が早いので、少々落ち着かない感じもする。それは本も同じなのだが、暗転してセットの置き換えがあるので、その分少しの時間なのだが、待っている時間があり、ちょっと気持ちが途切れる。セッティングを変えずに続けて行かれたらテンポも早くなるのではと思った。
この人の部屋は . . . 本文を読む
大千秋楽の松本。
東京公演で笑いの取り方が進化していたが、また少し進化した所もあるし、反対に訳が分からなくなっている様な所もあった気がする。
ファーストフードの店員と神父のやり取りとか、神父が天使にすり寄って行く所とか。
松本は天井が高いのか、1度の公演でセッティングするのが大変だからか、本物天使のフライングはなく、扉をから登場。
羽根を持っていて、カブトとクワガタに付けてあげ、階段を上 . . . 本文を読む
2005.11.1~11.25 歌舞伎座
1、息子
師走の雪の夜。火の番小屋の老爺は、何者かに追われている金次郎を番小屋に入れ暖を取らせる。それは、九年前に別れた、生真面目な我が子だった。話しをするうちに、金次郎は気が付くが・・・。追われる身、しかも息子は偉くなっていると信じている、老爺にはその事は言えなかった。
台詞中心のⅠ幕もの。登場するのも3人。1面の雪の中に、ポツンと火の番小屋が建ってい . . . 本文を読む
宝石強盗団を追っていて頭を強打し、顔が認識出来ない「相貌失認」になった乾刑事。
通称シャッフル。
顔が分からなくては犯人も見つけられない。
しかし、同僚が殺され、犯人の顔を知っている、元女性警備員・三つ葉の助けをかりて犯人逮捕に命をかける。
「相貌失認」は、今までのキャラクターが、刑事が見ると違う人と言う事で、別のキャラクターになって演技する。
博多弁や、話し方に特徴があるなと思っていたら、この . . . 本文を読む
その後の感想など。
まずは、保留した4名様。
*土屋アンナ
※真奈美
真奈美は始めに見た時は勢いだけの感じだったが、可愛らしい所ものぞかせて、真奈美が魅力的に見えて来た。ちょっと子供っぽくて、自分の思っている事をあまり考えずに口に出してしまう様な、でもその分、嘘がない感じ。戦士が「お前の心の泉は澄んでいる」と言うのが納得出来る様になった真奈美だった。殺陣や怪獣に襲われている時の迫力はあった。戦う旅 . . . 本文を読む
個人感想(敬称略)
*橋本さとし
※戦士
一番変わって良くなったのは、戦士。前回は軽い感じで弱そうだったのに、今回は衣装も落ち着いていて、貫禄もあり、強そうで、めりはりもあった。とにかく、戦士の登場シーンはどのシーンも好き。橋本さとしさんの表情も凄い。神父に騙されたと知った時の表現は、絶品。おかしいのだけれど、怖い。最後におさえを抱き上げる所も。同じ人とは思えない…。
※海亀
市民で背中に甲 . . . 本文を読む
2005.10.28(金)~11.13(日) ル テアトル銀座
とある山中。中世のアイルランドを思わせる不思議な土地。旅行中の聡と真奈美は、霧のために立ち往生し老人の住む山小屋に一夜の宿を求める。だが、 不思議な歌と鐘の音を聞いてしまった二人は、取り憑かれたように老人の話す物語に心を奪われていく。
その物語はずっと昔のこと、この土地を不思議な病が襲った時のこと。病の症状は人によっ て違う。指 . . . 本文を読む
漫画家のはらの描くスペース活劇。しかし、ネームを頼んでいた人が新婚に行き、
ネームが届かない。締め切りが迫るのに、描けないのはらを編集者の諸星が助けて
二人でストーリーを考えていく。
そのストーリーは、サッカー場を地球に探しにきた、火星の羊飼いカケルの物語。
そしてカケルに片思いする夕顔、海賊、海賊を追う刑事などみんな地球にやって来て、大騒動。
とても賑やかで、元気な舞台。笑いの部分も盛りだくさ . . . 本文を読む