「ザ・スクエア 思いやりの聖域」

2017年 スウェーデン・ドイツ・フランス・デンマーク
原題： The Square

現代美術館のキュレーターとして周囲から尊敬されている男の身に降り掛かる不条理な悲喜劇を描くへんてこな作品。
第70回カンヌ国際映画祭のコンペティション部門で上映され、最高賞であるパルム・ドールを獲得。

まさしくヨーロッパ映画特有の皮肉とブラックユーモアに支配されたつかみ所が無いと言えば無い作品。
おいおい、、と思いながらも目が離せない。
でも、ダメな人にはホントダメなんだろうね。。

スマホ奪回作戦、猿人間大暴れ、コンドームに取り合い、、、
これだけ並べても意味不明よね？笑
でもシュールなんだけど、、妙にリアルなんだよね。

日常の非日常を堪能できる大人の1本。

https://www.youtube.com/watch?v=G5SebCG5muY

「ゲット・アウト」

2017年アメリカ
原題： Get Out

白人の彼女の実家に招かれた黒人青年が見たものとは？なサスペンスホラー。

うむむ、、、話しとしては解るのだが、いろいろな辻褄が合わないし、、
いろんな状況にムリがあるし、突っ込みどころ満載。

けっこう評判がいいらしいのだが、、うむ、、、納得出来ない1本。

https://www.youtube.com/watch?v=80Z6tp0NXWI

「君が君で君だ」

2018年日本

好きな女の子のために尾崎豊、ブラッド・ピット、坂本龍馬になりきって
10年間見守り続けるというストーカーなお話。

え？これはねーだろ？って実際思っても、絶対無いとは言い切れない価値観も映画の重要性だったりする。
まあ、、、かなりイカれてるとは思うが、まあ解らんでもないかな。

基本キモいのだが、、、まあ、可愛いという解釈ね。
これはこれで現代を切り取ってる感じはする、、、1本。

https://www.youtube.com/watch?v=J8BsObbuflc

「スマホを落としただけなのに」

2018年日本

たまたまタクシーに携帯を忘れたサラリーマンが恋人と2人どえらい事件に巻き込まれる。
コメディと思ってたらサスペンスでした。
考えてみれば「貞子」や「リング」の監督さんなんやね。

犯人は早めに解っちゃったんだけど、あのどんでん返しは解るはずも無い。。。
なんだかんだでそこそこ楽しめました。

殺人はともかく携帯によるIT詐欺は現実にありそうなんで気をつけないとね。
な1本。。。

https://www.youtube.com/watch?v=pBAs3OdoCFg

「バッド・ジーニアス 危険な天才たち」

2017年タイ
原題： ฉลาดเกมส์โกง (Chalard Games Goeng), rtgs: Chalat Kem Kong 英語: Bad Genius

天才的な頭脳を持つ少女が大規模なカンニングを企てる話。

正直ね、タイ映画を観るのは始めてで期待もしてなかった。
地味で素朴な古くさい感じだろな、、、ってね。

ナメてました。。。
ところが。。。

なかなか予想に反して、、今時のちゃんとした創り。
むしろカメラ、演出脚本、編集、、、どれもセンスいい！
なんか照明が明るめできらびやか。。。
見事なエンタメ作品でした。

いやあ、、、侮れないよね。今後タイ映画は要注意！

https://www.youtube.com/watch?v=BHvi0JS6YCA