「バッド・ジーニアス 危険な天才たち」

2017年タイ
原題： ฉลาดเกมส์โกง (Chalard Games Goeng), rtgs: Chalat Kem Kong 英語: Bad Genius

天才的な頭脳を持つ少女が大規模なカンニングを企てる話。

正直ね、タイ映画を観るのは始めてで期待もしてなかった。
地味で素朴な古くさい感じだろな、、、ってね。

ナメてました。。。
ところが。。。

なかなか予想に反して、、今時のちゃんとした創り。
むしろカメラ、演出脚本、編集、、、どれもセンスいい！
なんか照明が明るめできらびやか。。。
見事なエンタメ作品でした。

いやあ、、、侮れないよね。今後タイ映画は要注意！

https://www.youtube.com/watch?v=BHvi0JS6YCA

「ニワトリ★スター」

2017年日本

自堕落なチンピラ2人組のストーリー。

のっけからファンキーな切り口。
撮影方法も編集パターンもなんでもあり！イラストからアニメまで！
ルール無用がウリかと思えば、話しとしては割とベタ王道。
まあ、ちょっと途中びっくりするというか力技な展開はあるが、、、
いやあ、、、鳥肌実、、、ここで？！って。。。

今時の若手　成田 凌　熱演！いやあやるもんだね。
ベテランのみなさんはもちろん、謎の脇役の人たちも貢献しております。

知り合いな人が準主役でびっくり！
映画デビュー作との事。
今後ともがんばってほしいものです！

そういえば昔、LiLiCoと仕事したんだけど、、その話はまたいずれ。
なかなかの熱演ぶりです。

何かと情報量が多い気合い満載の1本。

https://www.youtube.com/watch?v=V-iTmaCV22o

「ハーモニー」

2015年日本

34歳の若さで病没した作家・伊藤計劃原作の長編デビュー作をアニメーション映画化。
「屍者の帝国」「虐殺器官」も含めて独特な世界観。

病気や争いの無い管理社会が人間としてシアワセなのか？というSFの定番テーマ。
毎度、改めていろいろ考えさせられる。

今の若者の閉塞感にもリンクするのだが、考えてみればオレのティーンエージャーの頃も何も変わらない。
生と死を考える事は人である以上とても大事な事だと思う。
だけど、、、それが諦めという結論にならなければいいな、、と切に願う大人になっちなったオレであった。

美しくも刹那的な1本。

https://www.youtube.com/watch?v=eaqRl0x-up8

「クワイエット・プレイス」

2018年アメリカ
原題： A Quiet Place

盲目だが耳がいいエイリアンから逃げるように暮らす一家の話。
音を立てたら即死！のキャッチコピーが全てを物語る。
なかなか緊張感あるホラー。

まあ、オチもいかにもハリウッド映画の定番オチでなんだかな、、、と
思いつつ王道エンタメに一喜一憂する1本。

耳が聞こえない娘役の子はホントに耳が不自由な子だと知っていろいろ妙に納得。

https://www.youtube.com/watch?v=ianqVH5nYfg

「V.I.P. 修羅の獣たち」

2017年韓国
原題： V.I.P.

連続殺人犯の高官の息子を追いつめる男達の話。

久しぶりにガツンとした韓国アクションもの。
相変わらず女子供に容赦ないよな。だからこその恨みに感情移入。

とにかく、クドい、しつこい、これでもか！と。。。
でも、もうひとヒネリあっても良かったと思うけどね。
近年の韓国映画はほどほどで、、、うむむ。。。

敵役の今時イケメン兄ちゃんがホント憎くてナイスジョブ！

日本ではこんなアイドル兄ちゃんにこんなヒドイ事させないし、
アイドルのような女の子にこんなヒドイし打ちをさせないよなあ。
結局この手のジャンルで勝てっこないよなあ。。。
まあ、これもお家芸ってことですな。

https://www.youtube.com/watch?v=cLpIhUgO4VE