2018年日本・アメリカ |
英題:OH LUCY! |
上映時間 95分 |
うだつの上がらない43歳の独身OLが英会話教室のアメリカ人講師に恋をして、、、てな物語。 |
監督は平栁敦子。出演は寺島しのぶ、南果歩、忽那汐里、役所広司、ジョシュ・ハートネット。 |
普通にコメディだろうと見始めたんだけど、、意外とマジだったりして |
滑稽で笑える部分ももちろんあるんだけど、結構考えさせられるヒューマンものだった。 |
元々は桃井かおり主演の短編だったらしいが脚本を長編用に書き換えたら |
サンダンス・NHK国際映像作家賞でNHK賞を受賞して製作されたそうな。 |
特別な感じでもなく、かといってどこか普通でも無い盛り上がるような盛り上がらないような、、、 |
なかなか面白かった作品。 |
初監督作ということで今後が愉しみな監督さんですね。 |
人生なるようになる!な1本。 |
4.28公開『オー・ルーシー!』予告編 |
2014年ブルガリア・ギリシャ |
原題:Urok/The Lesson |
上映時間:105分 |
教室で生徒のお金が盗まれて名乗り出ろと諭す真面目な女教師。 |
彼女は彼女で旦那の借金で路頭に迷うような境遇だった、、てな社会派ドラマ。 |
監督はクリスティナ・グロゼバ、ペタル・バルチャノフ。 |
出演はマルギタ・ゴシェバ、イバン・ブルネフ、イバン・サボフ、ステファン・デノリュボフ。 |
まず、この安っぽいエロ映画のような邦題はなんなんだ?!日本の配給会社いい加減にしろ! |
それとは全く逆の社会派ドラマだっつーの! |
借金返済に駆け回る女教師に次から次へと降り懸かるピンチ! |
現実に有るある話、、ホント人ごとではないわ。 |
話によるとブルガリアって年間3本くらいしか映画製作していないそうな。 |
なのにこんな重いシリアスな作品にしなくても、、うむむ。。笑 |
夢も希望も無い最期まで緊張感で退屈しない地味だけど良質な1本。 |
【第27回東京国際映画祭】コンペティション『ザ・レッスン/授業の代償』 予告動画 |
2020年アメリカ |
原題:Let Him Go |
上映時間:113分 |
牧場を営み平和な日々を送っていた夫婦に突如して降りかかった災難。 |
長男が事故で急死、息子嫁は再婚して愛する孫と遠い地へ、、、てなサスペンスな物語。 |
監督はトーマス・ベズーチャ。出演はダイアン・レイン、ケビン・コスナー、レスリー・マンヴィル、ケイリー・カーター。 |
いやあ、こういう事は無くもない話だよなあ。 |
ヤクザじゃなくてもチンピラな人々は世界中にいるよなあ。 |
話せば解る人ばかりじゃないからね。。 |
まあ、世の中は不条理だらけ。。。 |
自分だったらどうする?って突きつけられた気になる1本。 |
いやあ、やっぱり一番人間が怖いです。 |
ダイアン・レイン&ケヴィン・コスナー『すべてが変わった日』本予告 |
2021年イギリス |
原題:Last Night in Soho |
上映時間:115分 |
ファッションデザイナーを夢見て、ロンドンのソーホーにあるデザイン専門学校に入学した少女に |
夜な夜な襲いかかる恐怖体験、、、てな物語。 |
監督はエドガー・ライト。出演はアニヤ・テイラー=ジョイ、トーマシン・マッケンジー、マット・スミス、ダイアナ・リグ。 |
最初は青春もの?って思って観てたら、、サスペンス?で、、結局ホラーでした。 |
怖いアレの映像はともかく、随所に出てくる2人の少女の鏡のシーンはなかなか見応えあり。 |
なんだかんだでエンタメサスペンスホラーだったんけど、やっぱり何も予備知識無くて |
何も考えずに観るのが一番楽しめるよね。まあ、今更なんですけどね。 |
主役の2人とも今後活躍が期待出来る可愛い子ちゃんでした。 |
古き良き60年代ヒット曲もナイスな1本。 |
映画『ラストナイト・イン・ソーホー』本予告 |
2021年イギリス・南アフリカ |
原題:Settlers |
上映時間:104分 |
火星で生き抜こうとする少女の戦いを描いたSFサバイバルアクション。 |
監督はワイアット・ロックフェラー。出演はソフィア・ブテラ、イスマエル・クルス・コルドバ、ブルックリン・プリンス、ネル・タイガー・フリー。 |
監督さん、ロックフェラー財団系の人らしく初監督作だそうな。 |
B級風にも見えるがチープな感じはしないのでSFとして重厚感あり。 |
全体的に重苦しい空気感fが最期まで続くんだけど、、、 |
個人的には大好きな「フロリダ・プロジェクト 真夏の魔法」のブルックリンちゃんの存在は大きい。 |
ああ、ちょっとだけ大人に成ったのね。 |
なんか救われない哀しい話。特に男の自分としては彼の気持ちも解らなくもない。 |
こんな救いようがないのもSFの1つの在り方なんだよなあ。 |
唯一ほっとする存在のロボットくんが、、これまた名作SF古典の「サイレント・ランニング」を |
彷彿とさせるのが、、また哀しいのよね。。。 |
地味だけどちょいと愛おしい1本。 |
映画『マーズ』予告編 |