生活

とりとめもなく

『掏摸<スリ>』

2013年09月03日 19時19分10秒 | 読書
最近読んでた本

中村文則「掏摸<スリ>」
もやもやしていやーな話だったけど面白かった。
スリで生計をたててる男が主人公で、以前巻き込まれたヤバい事件の首謀者にまた見つかって逃げられなくなるという、私がこう書いてしまうとアホみたいな説明しかできないんだけど、とにかくもういやーないやーな話なんですよ・・・
面白いんだけどね!
最後ちょっと救いのあるような終わり方をするんだけどそこでちょっと救われたとこで、どうせまた。

いやーなのに面白い本が好きだ。三浦しをんの「光」とか誉田哲也の「月光」とか。
この人の本、ちょっと読んでみたいなと思ってたんだけど最初がこれで合ってるんだろうか?もっといい入り口なかったかな・・・でもこういう作風の人なんだろうなー
だって、他の小説のタイトルも
「土の中の子供」
「悪意の手記」
「何もかも憂鬱な夜に」
「悪と仮面のルール」
なんだかどれもこれも憂鬱な感じだもん・・・
どれもこれも面白そうだけどね!
コメント
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