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季節毎に花を訪ねて

地元の里山や富士山麓に出掛ける事が多いです。

富士北麓で遊んで来た。

2021年08月02日 | 富士山の植物

 

北麓の林道をゆっくりと車を走らせながら気になった場所に停め花探索でした。雨の心配もあったけど何とかクリア!

外来種の菊の仲間が繁茂している場所もあって気になりました。・・・駆除が必要と思うくらいの株数で年々増えてます。

 

シモツケ(下野)・・・バラ科  落葉低木

花が咲いていないと識別が難しい・・・反省です。

 


チダケサシ(乳茸刺)・・・ユキノシタ科

同じユキノシタ科チダケサシ属のトリアシショウマ、ヤマブキショウマ等と識別が難しい時があります。

 


イタドリ(虎杖)雄花・・・タデ科

 


ワレモコウ(吾亦紅・吾木香・吾妹紅)・・・バラ科

この花を見ると秋を感じる。陽当たりの良い草原などに住んでいます。

 


オニノヤガラ(鬼の矢柄)・・・ラン科  菌従属栄養植物(腐生蘭)

何本か鹿に食べられていました。

 


エゾスズラン(蝦夷鈴蘭)別名アオスズラン・・・ラン科カキラン属

花の色が違うけど同属のカキランに花が似ています。

 


ベニバナヤマシャクヤク(紅花山芍薬)果実・・・ボタン科

鹿の食害には会わないけど中々増えません。(原因は?)・・・増えて貰いたい植物の一つ

 


ヒメミヤマウズラ(姫深山鶉)蕾・・・ラン科

開花までもう少しだね。

 


オオカメノキ(大亀の木)ムシカリ・青い果実・・・ガマズミ科

 


イヌゴマ(犬胡麻)・・・シソ科

 


ノコギリソウ(鋸草)・・・キク科

 


ウド(独活)・・・ウコギ科

 


エゾノギシギシ (蝦夷の羊蹄)・・・タデ科

タデ科とは分かったけど見るのは初めての気がします。・・・繁殖力の強い外来種ですって!

 


ヤマニガナ(山苦菜)・・・キク科

草丈が有るなって感じでした。ここは比較的標高がある場所だけど里山にも生えています。

 

 


シロテンマを見て、その後、富士山麓で遊んで来た。

2021年08月01日 | 富士山の植物

 

シロテンマ(白天麻)・・・ラン科  菌従属栄養植物(腐生植物)

今年は花の時期に雨が多く、訪問するタイミングを逸してしまい終わっている花もありました。

シロテンマは昨年初めて見る事が出来たラン科の植物です。

オニノヤガラ属の中では草丈が低い方でしょうか?(しかし、ここは少し大きいシロテンマもあります)

 


クサレダマ(草連玉)・・・サクラソウ科

この植物のイメージとしては水分の多い所が好きと思っていましたが、水分の少ない所にも生えるのですね。

 


ヒヨドリバナ(鵯花)・・・キク科

樹林下の群生地です。

 


カワラナデシコ(河原撫子)・・・ナデシコ科

株は余り見なかったけど、この色合いは目立ちますね。

 


カワラマツバ(河原松葉)・・・アカネ科

 


イワアカバナ(岩赤花)・・・アカバナ科

茎の稜とか毛を確認していないので・・・チョトね。?

 


キンレイカ(金鈴花)・・・オミナエシ科

花はオミナエシに似ているかな?草丈はずっと小さいし距があります。

 

 


富士山麓の花・・交通規制が始まる前に訪問

2021年07月24日 | 富士山の植物

 

今回は観察会の方々を案内したのですが,主目的がコイチヨウランでした。丁度良い感じの株とたくさん出会えて良かった。

普段、自分は一匹狼的に花を訪問しています。

コイチヨウラン(小一葉蘭)・・・ラン科

ここでは針葉樹林帯の苔生した布団に抱かれて住んでいます。

 

 

 


ジンヨウイチヤクソウ(腎葉一薬草)・・・ツツジ科

今回で一番たくさん見たのが、このジンヨウイチヤクソウでした。飽きるくらいにたくさん住んでいます。

 

 


キソチドリ(木曽千鳥)・・・ラン科

丁度良い雰囲気の花もあれば蕾の花もありました。たくさん住んでいたので撮った積りがこの写真1枚だけでした。

 


コイチヤクソウ(小一薬草)の蕾・・・ツツジ科

他のイチヤクソウと比べると横に花を咲かせ、花も全開する事がありません。

 


コケモモ(苔桃)・・・ツツジ科

 


ミヤマフタバラン(深山二葉蘭)の蕾・・・ラン科

思い込みで、ここにはタカネフタバランは住んでいないと思っていたけど後で考えると

タカネフタバランらしき株を見た気がする。

 


イワオオギ(岩黄耆)・・・マメ科

果実が実っていれば識別は容易ですが花だけだとタイツリオオギと識別が難しくなります。

花も付き方に違いがあるけど葉先が尖っているのでイワオオギとしました。タイツリオオギは葉先が丸い

 

 


富士山麓・何時もの場所を歩く

2021年07月20日 | 富士山の植物

 

ギボウシラン(擬宝株蘭)・・・ラン科

一昨年、蒴果に偶然出会い、昨年開花状態を見ました。今年も訪問したいと思い訪問した所、蕾状態でした。

このブログをUPする時は丁度良いのではないでしょうか?自分は知らないのですが高度を少し下げると

既に満開状態の所もあるようです。

 


キヨスミウツボ(清澄靫)・・・ハマウツボ科

毎年群生する所があるのですが今年は入山できなくなり諦めていたのですが他の場所で偶然目の前に現れた。

 

 


ギンリョウソウ(銀竜草)・・・ツツジ科

この時は霧が濃く、遠くまで見る事が出来なかったのですが、ギンリョウソウの色はそんな中でも目立ちました。

 


オニシバリ(鬼縛り)・・・ジンチョウゲ科

赤い果実が薄暗い森の中に目立っていました。ほとんど終盤ですね。

 


ヤマトウバナ(山塔花)・・・シソ科

咲き始めでしたが、今は沢山開花しているかも知れません。

 


トチバニンジン(栃葉人参)・・・ウコギ科

花ですが早い物は赤い果実になっているようです。

 


ネンキン(粘菌)

空中湿度が高く蒸し暑い時に良く見かけます。

 


キノコ(茸)

名前は分かりませんが、この時季もキノコを見掛けますね。

 


モミジハグマ(紅葉白熊)・・・キク科

自分は花よりも、綿毛になった時の方が好きです。

 


クワガタソウ(鍬形草)・・・オオバコ科

果実ですが、この形がクワガタソウの名前の由来とか・・・

 


ミツモトソウ(水元草)・・・バラ科

ジメジメした所が好きなようです。・・・撮っていると急に雨が

 


ダイコンソウ(大根草)・・・バラ科

何処でも見る事ができる山野草です。

 

 


富士山麓・珍しい花を求めて 北麓②

2021年07月18日 | 富士山の植物

 

ミヤマハンショウズル(深山半鐘蔓)・・・キンポウゲ科

亜高山帯~高山帯に生えるツル性高山植物、里山に咲くハンショウズルに比べて萼片が薄く皺が多く先端が反り返らない

 


ハナゴケ(花苔)ミヤマハナゴケ(深山花苔)・・・地衣類

白い絨毯のようにビッシリ生えています。

 


コイチヤクソウ(小一薬草)・・・ツツジ科

亜高山帯の針葉樹林帯に住んでいます。他の一薬草とは変わっています。

この写真は蕾ですが、開花しても全開しないで花柄の片方に横に並んで咲きます。

 


コフタバラン(小二葉蘭)・・・ラン科

地元の少し高い里山では終わっていましたが、高度がある富士山では咲いていました。

 


キソチドリ(木曽千鳥)・・・ラン科

南麓ではホソバノキソチドリを多く見かけましたが、ここでは一番下の葉が広いキソチドリが多いです。

 


キリンソウ(麒麟草)・・・ベンケイソウ科

黄色の花が良く目立つ多肉植物の仲間

 


ホタルブクロ(蛍袋)・・・キキョウ科

初夏から夏にかけて釣鐘状の花を咲かせます。