goo blog サービス終了のお知らせ 

季節毎に花を訪ねて

地元の里山や富士山麓に出掛ける事が多いです。

富士山五合目まで行って来た。②

2021年09月02日 | 富士山の植物

 

メイゲツソウ(明月草)ベニイタドリ・・・タデ科

赤くなるのは種らしい

 


 

ヤハズヒゴタイ(矢筈平江帯)・・・キク科トウヒレン属

2400m付近に住んでいました。

 


 

ムラサキモメンズル(紫木綿蔓)・・・マメ科

訪問した時が遅すぎて、ほとんど花は終わっていました。ガッカリして駐車場まで戻ると駐車場の

傍らに残り花を発見、嬉しかったよ~・・・ゲンゲ(レンゲ)の仲間なんだね

 


 

ミヤマオトコヨモギ(深山男蓬)・・・キク科

高山の岩場や礫地で見る事が出来ます。

 


 

フジアザミ(富士薊)蕾・・・キク科

低い場所では既に開花していますが、ここ2400m付近では蕾でした。

 


 

ハナイカリ(花碇)・・・リンドウ科

この場所ではとても小さな個体ばかりでした。草丈5~15cmくらいだったでしょうか?

・・小さくても花を付けるんですね。

 


 

ミヤマアキノキリンソウ?(深山秋の麒麟草)

高山、亜高山帯に住んでいる。

秋のキリンソウの高山型、アキノキリンソウの花が比較的まばらに付くのに対しミヤマは頂部に固まって付く傾向に有ると

ありますが、この画像は頂部に固まって付いていると言えるのだろうか?標高的には2400mあったから充分と思うが?

 

 


 

キオン(黄苑)・・・キク科    ここから高度が下がります。

とても沢山群生している所が各所に有ります。

 


 

お花畑・・・圧巻でした。

 


 

トモエシオガマ(巴塩竈)・・・ハマウツボ科

半寄生植物の多年草・・・花の形の特徴から付いた名前です。

 


 

マルバダケブキ(丸葉岳蕗)・・・キク科

今年は大群生地に雨のため訪問出来なかった。この花には色々な種類の蝶が狂喜乱舞しているのだけどね~

 

 


富士山五合目まで行って来た。①

2021年08月31日 | 富士山の植物

 

8月も今日で終わり、時間の経過がとても早く感じます。・・・歳かな?

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

今年の夏は雨が多く、富士山の絶好の登山日和が少なかったように思います。

ようやく天気も安定して来て28日に富士山の五合目(富士宮口)まで行って来ました。

五合目で来訪者のカウントをしている方に聞くと午前10時で1000カウントだそうです。

今期一番の人出、山頂まで何人行くか分かりませんが相当数の方が訪問したようです。・・その中の一人が自分ですけど

 

環境の厳しさを感じます。曲がりくねったダケカンバ

 

冬場の雪の重さ、風の強さを想像させられます。

 


 

宝永山の赤い壁、下の緑色の植物はオンタデ、・・・秋には紅葉します。

 


 

第二火口の縁から下を覗いて見ました。・・・急に霧が立ち込める。

 

 


 

第一火口を宝永山方面に行く登山者たち・・・この方達は少し前に落石があったのを知らない!

この斜面の前方、明るい所で大きな岩石が落ちて来た。ご婦人が急いで避けザックの上を岩石が飛び越えた。

大事に至らなく良かった。(避ける様子を実際に見た訳ではないですが土煙を上げる岩石は見ています)

その様子をスマホの動画で撮った凄い方もいた。・・・落石談義をしている時に見せて頂きました。

 

 


 

横断する登山道から見上げた傾斜地、大岩が今にも落ちるかと何時もビクビクの場所

写真では傾斜の角度が解りずらいけど・・

 


 

最盛期を過ぎたコタヌキランだろうか???・・・このような植物が至る所に・・・

第一火口低は標高2,420m

 


 

コケモモ(苔桃)・・・ツツジ科

富士宮口の五合目のコケモモの果実は少なく思いました。・・熟すまであと少し

 


 

タイツリオウギ(鯛釣黄耆)の豆果・・・マメ科

豆果が鯛に見えるのかな?

 


 

ヤマホタルブクロ(山蛍袋)・・・キキョウ科

ここは標高2400m以上、厳しい環境のせいか草丈10cmくらいなのに、この花の数

 


 

イワオウギ(岩黄耆)・・・マメ科

 


 

イワアカバナ?(岩赤花)・・・アカバナ科

2400m付近に咲いていましたが草丈が小さかったです。約10cm位でしたでしょうか?

柱頭は丸かったと思います。

 


 

岩に貼り付いていた苔

 


 

ウラハグサ(裏葉草)  フウチソウ(風知草)・・・イネ科

とても沢山生えています。    

 


 

ウラジロハナヒリノキ(裏白鼻嚏木)・・・ツツジ科

葉の裏が少し白っぽかったですね。

 

 


ハクウンラン

2021年08月11日 | 富士山の植物

 

ハクウンラン(白雲蘭)・・・ラン科

今回で3ヶ所めのハクウンランです。塵取りのような花の形が特徴的ですね。

 

針葉樹林帯の半日陰に住んでいます。・・針葉樹林(カラマツ)の葉っぱが落ちてフカフカした場所が好きなようです。

そう言えば他の場所では杉の葉のフカフカが好きなようでした。

 

苔の中から茎を伸ばして咲いていました。

 

 


蘭・色々②

2021年08月08日 | 富士山の植物

 

植栽された杉の樹林下です。下には杉の枝が落ちていてフカフカの林床を作っていました。

そんな中にハクウンランとヤクシマヒメアリドオシラン、ベニシュスランが住んでいました。

一番多いのがヤクシマヒメアリドオシランで次がベニシュスラン、一番少ないのがハクウンランでした。

 

ハクウンラン(白雲蘭)・・・ラン科

 

株数は少なく自分が承知している範囲では5~6株でしょうか?

 


 

ヤクシマヒメアリドオシラン(屋久島姫蟻通蘭)・・・ラン科

この蘭が一番多く、広い範囲に数百は住んでいると思う。

 

 

ヤクシマヒメアリドオシランの葉

 


 

アオフタバラン(青二葉蘭)・・・ラン科

ここは隣の県です。株数が多くビックリします。

 

 


 

トンボソウ(蜻蛉草)・・・ラン科

草丈20cmくらいだったろうか?・・・唇弁がT字形に見えたからトンボかな?

 


 

ベニシュスラン(紅繻子蘭)・・・ラン科

花は終わりの時期で痛み始めています。・・・数が多くてビックリ居心地が良いのかな?

 


 

ヒメミヤマウズラ(姫深山鶉)・・・ラン科

予想より開花が早いと感じました。何時も観察する場所と比べると標高はかなり低いです。

 

 


蘭・色々①

2021年08月07日 | 富士山の植物

 

 

フウラン(風蘭)・・・ラン科

隣の県のフウランと昨年発見した民家の石壁に住んでいたフウランです。

地元の大株は見に行く事が出来ませんでした。

 

これが昨年発見したフウラン、雑草と思いむしり取られていた株もありました。・・・膝くらいの高さ

1株だけ咲いていたので撮りましたが他の株は蕾でした。

 


ムカデラン(百足蘭)・・・ラン科

絶壁に咲いていたムカデラン、この場所は探せば、まだ色々な所に住んでいる気がします。

 

 


フガクスズムシ(富嶽鈴虫)・・・ラン科

ほぼ終わりの残り花でした。同じ県内でも地元のフガクはこの時期には散っています。

 

 


ギボウシラン(擬宝株蘭)・・・ラン科

訪問に訪れる方が多く踏み荒らしが心配です。

 

 


ミズチドリ(水千鳥)・・・ラン科

陽当たりの良い湿地が好きなようです。

 

 


ツリシュスラン(吊繻子蘭)・・・ラン科

今年は花付が良く表年と言うのでしょうか?このまま咲いてくれたら素晴らしいのですが・・・

 


大木にビッシリ付いている苔、着生植物がいないか目が行きます。付いているのですが目当ての物では無かった。