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季節毎に花を訪ねて

地元の里山や富士山麓に出掛ける事が多いです。

富士山麓・珍しい花を求めて 北麓①

2021年07月17日 | 富士山の植物

 

ベニバナイチヤクソウ(紅花一薬草)・・・ツツジ科

もう、そろそろかと訪問して見れば見事に咲いていました。この花を見るとヒトツバイチヤクソウが見たくなります。

昔はムヨウイチヤクソウと言ってましたが、まったく葉が無いのは少なくヒトツバと言う事が多いようですね。

 

 


コケモモ(苔桃)・・・ツツジ科

常緑小低木です。この苔桃は白色ですが少しピンク色を纏っている物もあります。

 

 


ハクサンシャクナゲ(白山石楠花)・・・ツツジ科

この時は咲き始めでしたが今は満開状態かも知れません。

 

 


ジンヨウイチヤクソウ(腎葉一薬草)・・・ツツジ科

葉が腎円形で葉の葉脈に沿って白い斑紋が入ります。コイチヤクソウと同じような所に咲く事が多いです。

 

 


富士山麓・珍しい花を求めて 南麓②

2021年07月15日 | 富士山の植物

 

コハクラン(琥珀蘭)・・・ラン科

とても希少な蘭です。

静岡県のRDBではN-Ⅲ、部会注目種となっている事が不思議です。山と渓谷社が出している

RDBでは絶滅危惧1A(CR)ですのにね。

 


ミスズラン(三焉蘭)・・・ラン科

この蘭は静岡県のRDBでも、山と渓谷社の出しているRDBでも絶滅危惧1Aです。上記のコハクランと

同じ環境に住んでいて同時に見付ける事が多いです。

 


ヒメハナワラビ(姫花蕨)・・・ハナヤスリ科

標高の高い所に住んでいます。粒々は胞子葉のようですね、丸みを帯び開いた葉は栄養葉です。

まぁまぁ、良く見かけますがミヤマハナワラビは中々見る事が出来ません。

 


イヌシダ(犬四手)・・・カバノキ科

偶然、同行した方々が即座に名前を言っていました。・・・憧れますね。

 


オトギリソウ(弟切草)・・・オトギリソウ科

フジオトギリの可能性もあるのかな~・・・分かりません。

 


タカネグンナイフウロ(郡内風露)・・・フウロソウ科

タカネグンナイフウロとグンナイフウロの違いが良く分かりませんでした。

タカネは葉裏は脈上だけに開出毛があり細脈にはない花弁は濃紅紫色、基部が白色、萼片、花柄にも開出する腺毛が密生する

グンナイは葉の開出毛が多く、葉裏の細脈上にも毛があり、腺毛も混じる。花は淡紅紫色が多いと記述がありました。

葉裏の写真を撮って無いけど自分が見た印象ではグンナイかな?

 

 


ミヤマオトコヨモギ( 深山男蓬)・・・キク科

高山の岩場や礫地で見られ五合目付近には特に多いですね。

 

 


オンタデ(御蓼)・・・タデ科  雌雄異株

富士山のオンタデは1400m~3000mと広く分布するそうです。他のイタドリの仲間も住んでいます。

 

 


富士山麓・珍しい花を求めて 南麓①

2021年07月14日 | 富士山の植物

 

シテンクモキリ(紫点雲切)・・・ラン科

クモキリソウにそっくりです。・・・基部から中央の溝は淡紫色から暗紫色になっています。 

クモキリソウにはない特徴で(紫点雲切)名の由来になっています。・・・無班もあります。

標高も2000m超える所に住んでいます。

 

 

 


ホザキイチヨウラン(穂咲一葉蘭)・・・ラン科

花は穂状に咲きます。葉は1枚と想像しますが2枚が多いです。

 


ホソバノキソチドリ(細葉木曽千鳥)・・・ラン科

亜高山帯の草地に生えると記述が有ります。

確かに亜高山帯の草地に咲いていましたが一番下の葉が大きく見えたのでイメージが違っているのですよね。

もっと観察しないといけないなと思いました。

 


イトイ(糸藺)・・・イグサ科

亜高山帯の岩上に見られる多年草と記述がありましたが岩の上ではありませんでした。

 


ヤマブキショウマ(山吹升麻)・・・バラ科

似ている植物がたくさんありますね。・・・トリアシショウマ、アカショウマ等々(ユキノシタ科)

他の方々が葉が尾状に伸びていると主張していましたが尾状だけでは識別が??

はっきりした平行の側脈を確認したので同意しました。

 


ミヤマハンノキ(深山榛の木)・・・カバノキ科

亜高山帯から高山帯に生える雌雄同株の落葉低木~小高木 縁は細かい重鋸歯があり裏面は粘質、触ると粘る

 

☆ 植物に関して知らない事が多すぎました。(泣)

 


富士山北麓

2021年07月03日 | 富士山の植物

 

ヤマオダマキ( 山苧環)・・・キンポウゲ科

画像を見る限りではキバナノヤマオダマキと言われそうです。距の見えない部分に薄く赤紫色を感じたのでヤマにしました。

 

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ウマノアシガタ(馬の脚形)別名キンポウゲ(金鳳花)・・・キンポウゲ科

低地では花は終わっていますが高度を上げると、まだ見る事が出来ます。

 

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アヤメ(菖蒲)・・・アヤメ科

ややこしい花の種類です。ショウブがサトイモ科アヤメはアヤメ科

水辺が好きな菖蒲、畑や草原が好きなアヤメ・・・カキツバタやハナショウブはアヤメ科

 

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ツルアジサイ(蔓紫陽花)・・・アジサイ科 ツル植物

この画像では花が良く分かりませんね。・・・装飾花の萼片が4枚なのでツルアジサイ、装飾花の萼片が1枚では

良く似たイワカガミです。

 

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ネバリノギラン(粘芒蘭)・・・キンコウカ科(APG分類)

仲間のノギランに若干似ていますがノギランは花が開き、ネバリノギランは余り花を開かず粘ります。

 

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サンショウバラ(山椒薔薇)別名ハコネバラ・・・バラ科

サンショウの葉に似ているので付けられた名前! ・・・訪問が遅れました。

 

 

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キリンソウ(麒麟草・黄輪草)・・・ベンケイソウ科

多肉植物

 

 


隣の県の花々②(高座山)

2021年07月02日 | 富士山の植物

 

フナバラソウ(舟腹草)・・・キョウチクトウ科

地元では見た事がありませんが草原などの陽当たりの良い場所に生息しています。

 

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エゾタチツボスミレ(蝦夷立壺菫)・・・スミレ科

周りでは終わっていましたが、ここでは遅咲きを偶然見る事が出来ました。

 

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ミヤマガマズミ?(深山莢蒾)・・・ガマズミ科

ガマズミは一応見慣れています。コバノガマズミは托葉で判断していますが

この木は葉の特徴からミヤマガマズミとしましたがチョッと心配です。

 

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ヤマタツナミソウ(山立浪草)・・・シソ科

葉や茎をもっと観察しなければいけないのですが、悪い癖で直感で判断したりしています。

間違っていたらご指摘し教えて頂けると有難いです。

 

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ヒキヨモギ?(引蓬)・・・ハマウツボ科

花が咲いていないので、まったく自信がありません。(^^ゞ陽当たりの良い草原に生えている半寄生植物

 

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アマドコロ(甘野老)・・・クサスギカズラ科(APG分類)

ナルコユリによくにていますがナルコは茎に稜がありませんし葉が細い、アマドコロは茎に稜を見る事が出来ます。

 

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オオバギボウシ(大葉擬宝珠)・・・クサスギカズラ科(APG分類)以前はユリ科

 

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バライチゴ (薔薇苺)・・・バラ科

キイチゴの仲間で落葉低木になります。草では無く木なんですね。

 

 

サワギク

 

☆ 植物の分類は難しいですね良く観察しないと識別も出来ません。・・・反省です。