一時期、限られた人達から良く言われました。
某ショップとその関係者から言われる事が多かったかなあ?
「倍音が多いギターはそば鳴りしている」「倍音が少ないギターの音こそが遠くまで音が届く」
みたいな話です。
いやあ、、、ギターの音を耳で聞いて、その微妙な倍音構成の差まで解析出来ちゃう人がいるなんて信じられない!!!!
私の認識が正しいのかどうか?
詳しい人いたら教えて欲しいのですが、、、
私の認識では
楽音は基音と倍音で構成された音
雑音は倍音以外の音が混ざった音
音色は倍音構成で決まる。
例えば同じ高さの音でも、ピアノとトランペットの音が違って聞こえるのは、倍音構成が違うから。
倍音の無い基音だけだと、電子音みたいなピーって音になる。
ギターの個別の音色の差は分かっても、その倍音構成がどうなっているのかまでは普通わからんと思うのですが、、、、
今はもう少し研究は進化していると思うのですが、若い頃読んだ本では1/3オクターブ分析の波形では、違う楽器の差は分かっても、同じ楽器で「良い音と悪い音」の波形の差(名器と量産品の音の差)までは分からないって結論でした。
「倍音が少ない」って表現はまったく根拠が無いと思う。
響きが多いギターと少ないギターはあると思います。
響きと感じる要素は2つだと思います。
共鳴音とサスティーン。
共鳴弦の音は倍音が鳴っているので、このあたりが原因の勘違いだと思う。
共鳴弦の音は小さいので、弾いている本人にしか聞こえなかったりします。
5mも離れれば聞こえない事が多いので、遠くまで届くかどうか以前の話ですね。
サスティーンの長いギターの音も響きが多く感じます。
音が重なり合って音量も大きく感じる事があります。
ギターの様な撥弦楽器の音の出方は、最初にドンってインパクト音があって、そのあと減衰していく余韻が残る感じだと思います。
サスティーンの長い(音の減衰が小さい)ギターは、最初のドンってインパクト音が小さい傾向があります。
最初のドンってインパクト音が小さいと、当然ですが音は遠くまで届きません。
音なんて単純に距離で減衰していく訳ですからねえ、、、
ピーク音が大きいほど遠くまで音が届くはずです。
そんな訳で、「ギターの音の倍音が少ないと音が遠くまで届く」と言う話は、ただの勘違いだと思ったりしています。
そして一番気になるのは一部の人達の「倍音が少ない(と思っている)ギターの方が優れている」って決めつけです。
倍音の話は根拠が無いですし、響きの多い少ないは好みの問題ですしねえ。
1000人を超えるホールコンサートを行う様なトッププロならともかく、普通の人にとっては極端に音が遠くまで届くかどうかなんてあまり意味は無いと思います。
自分の好みの音色・音質・響き・弾き心地・反応のギターを選んで弾けば良い話だと思ってしまいますけどねえ。
某ショップとその関係者から言われる事が多かったかなあ?
「倍音が多いギターはそば鳴りしている」「倍音が少ないギターの音こそが遠くまで音が届く」
みたいな話です。
いやあ、、、ギターの音を耳で聞いて、その微妙な倍音構成の差まで解析出来ちゃう人がいるなんて信じられない!!!!
私の認識が正しいのかどうか?
詳しい人いたら教えて欲しいのですが、、、
私の認識では
楽音は基音と倍音で構成された音
雑音は倍音以外の音が混ざった音
音色は倍音構成で決まる。
例えば同じ高さの音でも、ピアノとトランペットの音が違って聞こえるのは、倍音構成が違うから。
倍音の無い基音だけだと、電子音みたいなピーって音になる。
ギターの個別の音色の差は分かっても、その倍音構成がどうなっているのかまでは普通わからんと思うのですが、、、、
今はもう少し研究は進化していると思うのですが、若い頃読んだ本では1/3オクターブ分析の波形では、違う楽器の差は分かっても、同じ楽器で「良い音と悪い音」の波形の差(名器と量産品の音の差)までは分からないって結論でした。
「倍音が少ない」って表現はまったく根拠が無いと思う。
響きが多いギターと少ないギターはあると思います。
響きと感じる要素は2つだと思います。
共鳴音とサスティーン。
共鳴弦の音は倍音が鳴っているので、このあたりが原因の勘違いだと思う。
共鳴弦の音は小さいので、弾いている本人にしか聞こえなかったりします。
5mも離れれば聞こえない事が多いので、遠くまで届くかどうか以前の話ですね。
サスティーンの長いギターの音も響きが多く感じます。
音が重なり合って音量も大きく感じる事があります。
ギターの様な撥弦楽器の音の出方は、最初にドンってインパクト音があって、そのあと減衰していく余韻が残る感じだと思います。
サスティーンの長い(音の減衰が小さい)ギターは、最初のドンってインパクト音が小さい傾向があります。
最初のドンってインパクト音が小さいと、当然ですが音は遠くまで届きません。
音なんて単純に距離で減衰していく訳ですからねえ、、、
ピーク音が大きいほど遠くまで音が届くはずです。
そんな訳で、「ギターの音の倍音が少ないと音が遠くまで届く」と言う話は、ただの勘違いだと思ったりしています。
そして一番気になるのは一部の人達の「倍音が少ない(と思っている)ギターの方が優れている」って決めつけです。
倍音の話は根拠が無いですし、響きの多い少ないは好みの問題ですしねえ。
1000人を超えるホールコンサートを行う様なトッププロならともかく、普通の人にとっては極端に音が遠くまで届くかどうかなんてあまり意味は無いと思います。
自分の好みの音色・音質・響き・弾き心地・反応のギターを選んで弾けば良い話だと思ってしまいますけどねえ。
素人+αのレベルの話だと、楽器自体の音よりも弾き方の方が大切な要素だと思います。
俗に言う遠達性なんか気にするより、好きな音色で楽器を選ぶべきだと思います!
本当にそうなんですよね。
どのギターが優れているとか、劣っているとかって話はどうでも良いのですよねえ。
自分が「どのギターが好きか」が大事なんですよねえ。
倍音が多い楽器は・・・云々はどうなんでしょうね??もう少し深い検証が必要でしょう。 更なる見解を期待しています。
さすがロワンさん。
難解なはずの内容の解説が、とても簡潔で分かりやすいです。
ありがとうございます。
またよろしくお願いいたします。