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Learning Tomato (旧「eラーニングかもしれないBlog」)

大学教育を中心に不定期に書いています。

vol190:ELW見所その1--タラレバeラーニング--

2006年07月12日 | お知らせ
タラレバeラーニング
「もし、オーストラリア戦でDFの坪井が負傷退場しなかったら~」
「あの時、柳沢がゴールを決めていれば~」
W杯後こうした「たら・れば」会話が皆さんの周りでも飛び交ったのではないでし
ょうか?サッカーに限らずビジネスでも同じようなことがよくありますよね。

「私だっタラこうするのに」「ああすレバよかったのに」を試行錯誤して、ビジ
ネスの失敗ケースを成功に導く過程で学ぶ。それが「タラレバe-learning」です。

本教材では、主人公の田中さんがアジア最大のeラーニングイベントである「e
ラーニング JAPAN」の出展準備プロジェクトのマネジャーを任されるところから
物語が始まります。
展示会当日までに発生する苦難の数々、eラーニングJAPAN展示会出展に向けての
プロジェクトをまとめて推進していくことが彼のミッション(使命)です。

まず、学習者には、音声、アニメーション等のメディアを活用した臨場感あふれ
る失敗ケースをご覧いただきます。主人公の田中さんは渡部課長からプロジェク
トリーダの内示を受け、さっそくメンバーを集めキックオフミーティングを開催
します。しかしその場で、いきなりメンバーに総スカンを喰らい失敗してしまい
ます。

次に学習者は分岐型シナリオである「TARA-REBAモード」に挑戦します。失敗モー
ドで感じた「私だったら…」「ああすれば…」を、田中さんの発言や行動に反映
させます。それによりシナリオがインタラクティブに変化します。
シナリオを操作し、試行錯誤を繰り返し、失敗を重ねる中で、プロジェクトマネ
ジメントの立上げプロセス群で必要な知識やスキルを「実務で使える知識」とし
て学習します。

最後に、学習者への「フィードバック」があります。ここでは学習者の選択した
シナリオ分岐のパターンに応じて、学習者の行動を分析評価・フィードバックし、
学習成果を保証する工夫を実装しています。

なお、本コンテンツは現在「第三回日本e-learning大賞」の最終選考会まで進み、
現在その結果待ちの状態となっております。最終審査に残った10団体の中で受賞
できるかハラハラとしつつ結果待ちの状態です。

vol187:成果報告サイト

2006年06月01日 | お知らせ
3月末というのは、色々とWebサイトが更新されたり、報告書が刊行されたりと
ネタが一杯あります。もう6月なんですが、そうした年度末(あるいは4月以
降に)公開されたeラーニングに関する成果報告サイトをご紹介いたします。

AEN(アジアeラーニングネットワーク)
最近サイトを全面的にリニューアルし、それに伴いいくつかのeラーニングコ
ンテンツが実際にご覧いただけるようになりました。
下記URLより、「コンテンツプレゼンテーションサイト」をクリックします。
http://www.asia-elearning.net/content/japan/index.html

おすすめは『少年野球「キャッチボールをしよう」』コースです。SCORM2004
規格を本格的に実装したコンテンツがご覧いただけます。第一章にある野球ク
イズに全問正解すると、eラーニング業界の星一徹・飛馬親子と噂されるT親
子の実写映像コンテンツがご覧いただけます。

草の根eラーニング本事業で開発された学習アドバイザー養成のためのコンテンツがご覧いただけ
ます。eラーニングでのメンターをどう育成するかについて学習したい方には
お勧めです。
http://www.g-learning.jp/

eラーニング用語集eラーニングの普及促進を目的に活動する、特定非営利活動法人日本イーラー
ニングコンソシアム(eLC)は、eラーニングに関する用語を独自の視点で解説す
る「用語集」を2006年5月23日より公開しています。
http://www.elc.or.jp/news_release/nr008.html

以前からあった(と思う)のですが、今回あらたな言葉を色々と追加したよう
です。
余談ですが、このメルマガでも「e-Learning にでる英単語??」というコー
ナを54号から77号までAからZで始まるeラーニングにまつわる単語を紹介して
いた時期がありました。2001年8月から2002年7月までの約1年間、今振り返る
とこの頃は若かったなあと感じました。
詳細はhttp://www.hj.sanno.ac.jp/ltec/index.htmのバックナンバーをご覧く
ださい。

vol181:春はセミナー

2006年03月09日 | お知らせ
3月はいくつか面白そうなセミナーがありますのでご紹介します。

>BEAT 2005年度研究成果報告会
日時 2006年 3月25日(土)
午後1時より午後5時まで
2005年度のBEATセミナーの成果報告です。夏に実施した「おやこdeサイエンス」等の報告
があります。(申し込みは下記)
http://beatiii.jp/seminar/index.html

一昨年からボチボチとBEATのセミナーに参加しているのですが、セミナーの魅力はさるこ
とながら、東大本郷キャンパスの四季折々の姿を見ることができるのも楽しみのひとつで
す。キャンパスが広い大学は羨ましいです。

>JsiSE 先進eラーニングフォーラム2006日時:2006年3月30日(木) 12:50-18:00
場所:上智大学 (東京・四谷) 中央図書館8階 L-812室
主催:教育システム情報学会 (JSiSE) e-Learningシステム技術特別委員会
参加費:500円(資料印刷費 実費)
http://www.jsise.org/elearning/060330.html

上記サイトのプログラムを見ると、7人の論客によるバラエティに富んだ発表が予定され
ているようです。個人的には佛教大学西之園先生の「ヨーロッパの大学の授業料無償堅持
とe-Learning戦略」という発表に大変引かれるものがあります。

>青山学院大学総合研究所 第2回eLPCOオープンフォーラムのご案内
平成17年度現代GP「e-Learning専門家の人材育成」事業成果報告会
日時:2006年3月30日(木) 13:30-17:30(開場 13:00)
参加費:無料
会場:青山学院大学 青山キャンパス 総合研究所
http://elpco.a2en.aoyama.ac.jp/open/

JsiSE、青学双方の関係者とも「やばい日程がダブった」と頭を抱えたことと思います。
基本的には本年文部科学省の現代GPとして行ってきた青学の「e-learning専門家育成」事
業の成果報告となります。四谷と表参道ならそんなに遠くもないからカケモチでの参加も
なんとかなるかなあ?

vol167:プロジェクトマネジメント"超"入門コースリリース

2005年10月28日 | お知らせ
2年ぶり
バタバタとしているうちに、2004年度は新コースを1つもリリースしないままに1
年が過ぎてしまいました。そんな訳で、「プロジェクトマネジメント"超"入門」は
2年ぶりの新コースリリースとなってしまいました。

【コース名】プロジェクトマネジメント"超"入門コース
【想定学習時間】7時間
【修了認定期間】2ヶ月
【受講料】   9,450円
【対象】IT業界で働く中堅社員

コース開発の背景
IT業界では「プロジェクトマネジャーのなり手がいない。できることならプロ
ジェクトマネジャーにはなりたくない。」という社員が急増する一方、開発案件の
小型化等によりプロジェクト型の仕事が急増し、プロジェクトマネジャーの人材が
不足する深刻な状況が続いています。(「プロマネ残酷物語」日経コンピュータ
2005年7月号)。
また、営業、開発SEであっても、プロジェクトで仕事する上では、最低限のプロ
ジェクトマネジメントの知識を「プロジェクトプレーヤー」として身につけておい
て欲しいというニーズが増えています。

2005年10月1日に独立行政法人 情報処理推進機構(IPA)ITスキル標準センターよ
り発表された「ITスキル標準バージョン2改訂方針」の中で、
「プロジェクト形式で仕事をするのが一般的な情報サービス産業においては、立場
の如何を問わず(例えばエントリレベルであっても)プロジェクトマネジメントに
関する一定の知識を身につけることが働く上での基本であるとの観点から、ITスキ
ル標準の全職種について"プロジェクトマネジメント"のスキル項目を追加します」
と公表しています。

そうしたIT業界の動向にあわせて開発したのが本コースです。特徴をまとめると以
下の5点となります。

特徴1:「超入門」です

今までのプロジェクトマネジメントのコースウェアは、プロジェクトマネジャーを
目指す人やPMPと呼ばれるプロマネの資格を目指す人向けの「コッテリ」としたボ
リュームのコースが多かったのですが、本学のコースはさらっと京風あっさり味
の「超入門」です。職種共通で求められるプロジェクトマネジメントの基礎知識を
習得します。

特徴2:PMBOK第3版との整合性
上記の「ITスキル標準バージョン2改訂方針」の中で「プロジェクトマネジメント
の内容記述については、PMBOKの第3版との整合性を図る」となっております。本
コースはITスキル標準との整合性を図ることを考慮し、PMBOK第3版の内容を参照し
開発しました。

特徴3:IT業界特化

PMBOKの項目以外でもITのプロジェクトマネジメントでは必要と思われる項目を加え
ました。また、事例に沿って知識を学習していきますので、実務と結びつけて知識
を習得できます。

特徴4:ASPでの提供とイントラ提供の二本立て

ASPでの受講料はお一人様9,450円(消費税込)です。また、イントラネット型eラー
ニングへのSCORM1.2形式でのコンテンツ提供もあります。こちらは人数無制限で
840,000円(1サーバあたり)となっています。

特徴5:ブレンディング研修
本学のスタンスは「ブレンディング」、eラーニングでタスクベースのプロジェクト
マネジメントの知識を習得し、集合研修でヒューマンスキルスキルやコンセプチュ
アルスキルを学習するブレンディング研修をトータルでご提案いたします。

百聞は一見にしかず
まずはご体験ください。教育担当者の方対象とした「無料モニター受講」制度で1
社2名までお試しいただけます(11月中旬より)。下記のWebサイトよりお申込くだ
さい。
http://www.hj.sanno.ac.jp/docs/Service/E_learning/attendance.html

vol165:人材育成学会第3回年次大会

2005年10月13日 | お知らせ
人材育成学会(http://www.jahrd.jp/)の第三回年次大会が下記の要領で開催され
ます。今回のテーマは、私のようなTEETには耳が痛い「ライフスタイルを変革する
キャリア形成支援」です。学会側の案内によると、

テーマの趣旨
わが国は、現在、価値観の多様化・少子高齢化・生涯現役社会の実現などや、社会
費用の増大・環境調和・国際協調・社会貢献などの、成熟社会の諸課題解決を可能
にするライフスタイル変革に迫られ、そのための思想・理論・施策を模索せざるを
得ない状況に置かれておりますが、あらゆる努力の中で未だにその解を見出してい
ないのが現状です。そこで、本大会は、“キャリア観(ライフキャリア)はどうある
べきか”を含め、ライフスタイルを大きく転換していくために必要な“キャリア形成
支援”をいかになすべきかを統一テーマとして設定し、それらについて考察・討議す
ることを目的と致しました。

とのことです。なお、大会では、大会では7分野にわたる36件の研究発表・事例
発表、そしてシンポジウム(パネルディスカッション)が行われる予定です。

開催日:2005年12月11日(日)
会場 :文教大学湘南キャンパス校舎
http://www.bunkyo.ac.jp/access/shonan.htm
参加費:3000~7000円(事前・当日、学生orNot 会員orNotで異なります)
申し込み&お問い合わせ:人材育成学会事務局(E-mail:JAHRD@hj.sanno.ac.jp)ま
たは,第3回年次大会実行委員会(E-mail:mikisan@shonan.bunkyo.ac.jp)までお
問合せください。

vol160:Learning bar@Todai

2005年09月07日 | お知らせ
最近は東京大学も変わりつつあります。以前にお伝えした泡盛作りだけでなく、夜
中にBarも開店しているみたいです。といってもLearning barという公開研究会なの
で、お酒もでないし、綺麗なお姉ちゃんもいない(と思います)。

さて、このLearning bar@Todaiでは来る9月21日「電子書籍とモバイルラーニン
グ」に関する公開研究会を開催するそうです。入場無料、定員30名ということです
ので、ご興味のある方はお早めにお申し込みください。

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Learning bar@Todai(公開研究会)
未来の教科書はどうなるの!?

「電子書籍マーケットの現状と今後の展望
m-learningへのインプリケーション」

日時:2005年9月21日 午後7時より1時間30分程度
場所:東京大学情報学環 暫定建物2F 教室
http://www.beatiii.jp/contact.html
(上記地図の建物の2Fになります)
主催:東京大学情報学環 BEAT講座
後援:NPO法人 Educe Technologies
参加費:無料
guest:日本出版販売株式会社 経営戦略室 常磐様
topic:
1) 電子書籍のマーケットの現状
2) ケイタイ電話で動く電子書籍(デモ)
3) 現状の課題
4) 将来の方向性&教育へのインプリケーション

参加申し込み方法:
9月14日までにNPO法人 Educe Technologiesの
atusaka@educetech.org
まで参加希望のメールを送信とのことです。
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Vol154:e-learning world2005の見所

2005年07月05日 | お知らせ
さてさて、今年もe-learning worldの季節がやってきました。今年は例年にくら
べて1週間早い開催です。おかげさまで毎年見損ねていた「ヒューマンキャピタル
2005」にも行くことができそうです。それはともかく、今年のe-learning worldの
見所を探っていこうと思います。
http://www.elw.jp/top.html

その1:大学系e-learning
今年のe-learning worldでは「学校教育IT総合展」というのを開催している関係
から、学校系のe-learning展示が充実しています。中でも「現代教育ニーズ取組み
支援プログラム(通称:現代GP)」については、平成16年度に採択された展示機
関・参加大学の展示。各大学20分ずつのプレゼンテーション。さらには文部科学
省高等教育局専門教育課係長の江村由紀子氏よりの「現代GPの目的と背景」の講演
が行われます。大学でのeラーニングを検討している人は必見です。

その2:日本e-learning大賞

昨年から始まった日本e-learning大賞。第二回目を迎えて一段と応募作も熱が
入ってきています。今年の傾向は「ベンダーからユーザへのシフト」。企業ユーザ
側の応募が増加し、しかも良いものが多かったようです。さて大賞の行方はどの応
募作品に?

その3:フォーラム
併設されるe-learningフォーラムですが、今年は実践的なテーマが多くなってき
たように思えます。「メンタリングとコーチングの実際」「コンテンツ開発の著作
権」「学習効果測定の実践法」など、より具体的なテーマが多くなっているように
思えます。筆者も3日目の最後に「イントラ型e-learningとASP型e-learningの効果
的活用法を考える~オープンソースLMS、人材投資促進税、個人情報保護をキーワー
ドとして~」という内容盛りだくさん(すぎる)なセッションをやる予定です。よ
ろしかったらお越しください。

その4:展示
最初にお断りしておきますが、昨年、一昨年にくらべて、出展者数ならびにコマ
数は大分減りました。「えっあの会社が出展しないの?」という疑問もあろうかと
思いますが、ある意味、e-learningというマーケットサイズを考慮すると、適正サ
イズのイベントになったのではと感じております。
展示企業の中、私の一番の注目はデジタルナレッジさんです。以前、本メルマガ
でも紹 介しま したが、(下記)
http://blog.goo.ne.jp/sanno_el/e/c9006f6bb39cc9dab288bbfc926fb2e4
最近デジタル・ハリウッドさんと業務提携を発表するなど、現在日本の e-learning
ベンチャーの中で最もノッテイル企業なので、展示も何かやってくれる んではないか
と期待してます。がんばってください。

その5:eラーニングコンソーシアムのコーナー
会場の奥の方にあるはずですが、結構おもしろい展示を考えています。一番のウ
リは「SCORMたすきがけ実験」。実際にすべて展示できるかどうか未定ですが、現在
eLCで認定しているSCORMのLMSとコンテンツを「本当に動作するのか」すべての組み
合わせで実験する試みです。本学のSCROM適合コースも出展する予定ですのでぜひお
越しください。

vol147:2005年度のe-learning開発センター

2005年03月30日 | お知らせ
2005年度になって初のメルマガということで、本編集室のある産業能率大学の
e-learning開発センターは今年どういう活動方針をもっているか?を皆様にお伝え
したいと思います。

3つの活動方針
我々センターの活動方針として下記の3つを掲げています。

1)新しいお客様と出会うきっかけとしてのeラーニング事業を目指す
2)トータルソリューションの一環としてのeラーニング事業を目指す
3)将来の新しい「学習システム」やビジネスの創造を目指す

1)新しいお客様と出会うきっかけとしてのe-learning事業を目指す
産業能率大学には、アドバイザーと呼ばれる企業の教育部門に直接お邪魔して研修
企画のご提案をするスタッフが全国で100人以上います。既存の事業(通信研修や講
師派遣事業)は、これらアドバイザーが中心となって普及活動をしているのです
が、eラーニングは、本学のWebサイトや本メルマガを見て、直接我々の部署にご相
談されるお客様が非常に多いのです(メルマガやっててよかった~。)そうしたお
客様は、今まで本学のアドバイザーが訪問していなかった新規の場合が多く、新た
に本学とのお付き合いが始まる一歩としてeラーニングをご導入いただいておりま
す。こうした新たなお客様との出会いのきっかけとしてeラーニング事業を普及・推
進していきたいと考えています。

2)トータルソリューションの一環としてのeラーニング事業を目指す
単に汎用的なeラーニングのコンテンツを単体で提供するのでなく、集合研修とのブ
レンディングや自社のオリジナル教材と本学eラーニング融合など、組み合わせの中
で最適なソリューションを提供するということが、昨年より急速に増加しておりま
す。特に集合研修とのブレンディングと、既存コースのカスタマイズは大変ご好評
をいただいており、導入された企業の担当の方が他の企業に紹介いただき、そこか
ら新たなお話が始まるといった嬉しい事例もでてきております。

当初より、「ただ闇雲に汎用的な新規コースを増やすのでなく、1社1社のお客様
のニーズにあわせて研修のトータルソリューションを提供していくこと」を我々のe
ラーニング事業の目指す姿と考えておりましたが、今年もそれを堅持していきたい
と思っております。

よく
「××さんは100コース以上もあるのに産能さんはコース少ないねえ」
とお叱りの言葉をいただきますが、1つ1つのコースウェアのメンテナンスや1社
1社を大事にすることに重点をおきますと、どうしても新規開発コース数が少なく
なってしまいます。なにとぞご容赦のほどを・・・(今年中には1~2コース新規
コース開発しますので・・・)

3)将来の新しい「学習システム」やビジネスの創造を目指す
斬新で新しい「学習システム」や「コースウェア」を創造することは容易ではあり
ません。しかし、もっとも難しいのは、それらを実験レベルに終わらせるのでなく
ビジネスのベースに乗るように開発・運用できる仕組を作っていくことだと考えて
います。それこそが大学の研究室で考えるeラーニングとビジネスのフィールドで考
えるeラーニングの最大の違いと考えます。
「斬新であたらしいコースウェアやシステムを創造すること」
「創造のプロセスを支援する仕組を作ること」
「作ったものを運用し続ける仕組をつくること」

大変ですけれど、これらにチャレンジしていきたいと思っています。
できれば夏頃にはプロトタイプをお見せしたいなあ・・・

VOL143:e-Learning標準化についての国際フォーラム

2005年02月03日 | お知らせ
世の中で規格・国際標準・デファクトスタンダード等と呼ばれているものは、大抵
は欧米がルーツですよね。ISOはジュネーブに本部があるし、Windowsはビル・ゲイ
ツだし・・・。

そういった欧米中心の標準化の流れに対して、eラーニングについては日本からどん
どん標準化にコミットしていこう!という機運が数年前から盛り上がっており、実
際に協調学習等の分野で日本がイニシアティブを取って標準化をすすめています。

そのような背景により、今回、eラーニングの標準化に関するISOの総会がなんと日
本で開催されることになりました。まあ言ってみればeラーニングのワールドカップ
を日本で開催するようなものです。またそれを機に、eラーニングに関する「情報技
術標準化フォーラム」も開催されることになりました。

そこで、皆さんにお願いがあります。日本でせっかく開催するのですから、eラーニ
ング業界にかかわりのある我々(つまりサポータ)は、試合(フォーラム)を観に
行こうではありませんか!

「日本ではeラーニングに関心を持つ人が少ないね」なんて思われてしまっては、
せっかく今まで「日本発標準化」に向けて努力してきた人の努力が報われません。
産業界、学界の関係者の方の幅広いご参加をお待ちしています。

【概要】
日時 :2005年3月14日(月) 9:30~18:15
会場 :早稲田大学 国際会議場 井深大記念ホール
参加費:無料
定員 :300名(先着順)
言語 :日本語・英語(日英同時通訳付き)
申込/問合先等:
http://www.itscj.ipsj.or.jp/information/SC36-forum20050314.html

Vol139:eLCのSCORM認証とりました

2004年12月07日 | お知らせ
このたび、本学でSCORM1.2版でリリースしているeラーニングコンテンツ「人事考課の基本」と「目標による管理の基本」が日本イーラーニングコンソーシアムの「SCORM認証コンテンツ」となりました。
http://www.iotech.jp/proof/serach.asp
認証一番乗りを狙っていたのですが、一番は富士通ラーニングメディアさんのコンテンツで、上記の2コースは二番目と四番目でした。残念!

コンテンツは1サーバあたりのライセンスで、期間と受講人数の制限は設けておりません。価格等は上記サイトでご確認ください。年度末に向けて、自社LMS保有コンテンツ数の充実をお考えの際はぜひご検討の程お願いいたします。