日本の硬貨で、五円玉だけ算用数字（アラビア数字）がないこと、ご存知でしたか？私はあまりお金をじっくり見たことがなかったので確認してみたところ、確かに五円玉だけ「5」と書いていませんでした。
このことは最近ツイッターで、「外国人客がレジで五円玉がいくらなのかがわからず、戸惑っていた」という目撃談を投稿したところ、話題を呼んだようです。
日本では当たり前のように使っていますが、漢字がわからない観光客にとっては、五円玉がいくらなのかはわからないですよね。
五円玉について調べてみると、現在の五円硬貨は、戦後間もない1949年に誕生し、稲穂は農業、中央の穴の周りについたギザギザは歯車＝工業、そして「五円」の文字の後ろにある横線は水面＝漁業と、当時の主要な産業を、それぞれ象徴していて、さらに裏面に2つ描かれた双葉マークには、戦後日本の成長への思いが託されているそうです。
調べてみると、歴史を感じますね~！皆様も、この機会に五円玉をじっくりみてくださいね。