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その後、きっちりとした系統を維持するため、大名草(おなざ)の地に種場をつくり、他の系統と交雑しないように管理しました。
出荷先では、多くがいわゆる奈良漬けに加工されます。そのため、県の補助で加工所もつくり、一時加工(塩漬け)を行って阪神間に出荷しました。最盛期で生産者100人以上(だいたい一人3~5a程度の作付け)、加工所も10人くらいが働いていました。
出荷先からも「きゅうりは青垣。瓜は阿波」と評価してくれ、多くの阪神間の企業と取引したそうです。
「何故きゅうりだったんですか」とお尋ねすると、「ここ青垣は山間ということもあって寒暖の差が大きい。この気象条件は、瓜栽培には合わないけど、キュウリにはとても良い条件。きゅうり以外でも、青垣はりんどうやヤブサンザシも他のところより色がいい。」