凡夫の日常(たんたんぴー日記)

たんたんぴー(キジョラン)は綿毛のついた種です。風に吹かれてどこに飛んでいくやら。淡々坦々にも通じる気持ちです。

死の交尾

2015-10-19 | 日記
ジョロウグモの巣に3匹の蜘蛛がいる。一匹は大きな奴で雌だ。巣の中心に牙を剥いてじっとしている。ときたま牙を動かすことがあるがじっとしている。獲物がかかるのを待っている。

2匹は雄で小さい。大きな奴から7センチメートルくらい離れたところに1匹、20センチメートルくらい離れたところにも1匹。

雌に近いところの雄は1時間に1回くらい足で巣を揺らし雌の反応を探っている。反応はなく直ぐじっとする。今朝見たら昨日のままではなかった。雄のいる場所が入れ替わっていた。そういえば昨日も目の前で雄の位置が入れ替わった。交尾は成功していない。こいつらの時間はどうなっている?。雌から合図が来たときに一挙にことが進む。それまで時間がないようにじっとしている。2匹の雄の首尾を見ることはあるのか、こちらのほうも時間なしで付き合えば見届けられるだろう。