凡夫の日常(たんたんぴー日記)

たんたんぴー(キジョラン)は綿毛のついた種です。風に吹かれてどこに飛んでいくやら。淡々坦々にも通じる気持ちです。

ルーバー雨戸Vs断熱雨戸

2015-08-18 | 日記
昔の鉄製雨戸は耐風雨防犯性に優れものであると思うが暑さや寒さには対応できていない。暑さについてはルーバー雨戸があるが夜間でも外気が30℃近い熱夜には無力だ。値段も高く寒さに対応していない。交換費用も高く我が家では出番は少ないだろう。そこで鉄製雨戸にウレタンを吹き付け断熱雨戸にリフォームした。リフォームして10日過ぎた。8月になると太陽の高度が下がりより太陽光線が室内に差し込み庇だけでは対応できない。断熱雨戸の性能はいかほどか。日光の当たっている裏でも熱さは感じない。ガラス面は以前より感覚温度が低い。エアコンをかける。家族は以前より涼しいという。電気代は1台1日10円くらい安くなったかもしれないが微々たるもので実感はない。冷房の効きがいいというのは自己肯定だろう。ちなみに全ての雨戸を閉めておくと温度の上がりやすい玄関でも外気に比べ3~5℃(午後には温度差が小さくなる)ほど低い。やはり効果はある。冬はもっと断熱効果が顕著になることを期待している。
 

雨戸ウレタン断熱

2015-08-08 | 日記
昔の鉄製雨戸は断熱層がない。外気がそのまま窓から入ってくるようだ。夏暑く冬寒い。一念発起し発砲ウレタンスプレー(写真)でやってみた。

やる前にネットで質問してみたところ止めたほうがいいという意見ばかり。一旦諦めたがプロしかできないわけでもないと試しにやってみた。

雨戸の裏に吹き付けるにあたって厚く均一に吹き付けるのは困難だと思い、養生に使うポリダンを用意し、ウレタンを吹き付けて直ぐにポリダンで押さえウレタンを雨戸の厚さに納めた。周囲のウレタンは早く固まったが真ん中のウレタンは何時間も固まらす、その内泡が壊れてしまった。まるでウレタンスプレーでポリダンで裏打ちしたかのようだった。結果は40点の出来だった。見栄えもよくない。

失敗の原因はウレタンは空気中の水分と反応して固まる。前のやり方は周囲は空気と触れるが真ん中は触れない。対策としてポリダンに5mm位の穴をたくさん開けたパンチボードみたいなものを用意してやってみたらそこそこうまくいった。70点くらい?。


ウレタン巣プレーを均一に平面にまき散らすのは非常に難しい。2~3cm層を作るのは不可能と思われる。厚い薄いができるのでポリダンのような抑える板が必要になる。ポリダンで押さえるのはスプレーして10~15分だろう。板で押さえると泡が壊れるがしばらくすると又できてくる。そのころ水を撒くと固まりが早くなる。最初のような失敗はなくなる。しっかり固まるには夏で半日以上かかる。その間少しずつ膨張するので出っ張りすぎた部分は包丁で切り取る。

写真のウレタンスプレー(600g)1本で87×87cm=0.75㎡を2~3cmの厚さを覆える。昔の1間掃出し窓には4本必要だ。平面スプレーには写真のようにチューブは使わない。小泡が飛び散るので手や髪にウレタンフォームが着くと取ることが困難なので手袋、メガネ、帽子は必要である。使用前にはしっかり振って混ぜる。使いきりなので作業を考えて無駄のないようにするとともに缶に液を残さないようよう出し切る。飛び散った液は膨らんだ固くなった時点でヘラでとればいいが汚してはいけないものにはしっかり養生をしておく。


2年後追加
ウレタンはしっかりくっついている。表面は紫外線(直射日光は当らない)で変色してきたが強度に問題はない。断熱効果はある。隙間風は断熱効果を損なうので水道パイプ保温材を半分に切り戸袋と雨戸の隙間にねじ込んでいる。ほぼ隙間風をシャットアウトできた。腰高窓では結露はつかなくなった。掃き出し窓も大いに改善された。ウレタンの代金が地方のホームセンターで買ったので近くのホームセンターより40%ほど安くなったが10万円ほどかかった。しっかりしたウレタン断熱を望むならウレタン吹き付け業者さんに依頼した方がいい。