アカペラな日々 - "Sakata Coro a Cappella" Since April 9, 2009

合唱団"Sakata Coro a Cappella"で指揮の傍ら作曲・編曲,たまに歌に励むOyaji。の活動&日常

本日 大阪で発生した地震に思う

2018年06月18日 | 中高年の主張(そろそろ高年?)
誰も地震の話などしたくないし,思い出したくもない。
けれど今朝,それが起きてしまった。

あれこれ書くのも不謹慎なので早めに論点へ。
古い東北の人は知っている宮城県沖地震だが,当時,死者28名のうちブロック塀などの下敷き18名,というのが問題になった。
古いものはまだしも,言われたのはコンクリに鉄骨を施していない「手抜き」というものだ。

けれど,当時,それは非常識であっても違法ではなかった。
そして速やかに建築基準法は改正され,その後の塀やブロックは格段に強度を増した..はずだった。

今回,現時点で,という言い方も不謹慎だけど,3名の方が亡くなり,1名の85歳の老人が家具の下敷きだったという。
私も寝室でタンスの固定器具を設置しているが,これは誰しも問題なく設置できるはずだ(高所の作業に難があれば,親族知人や業者に依頼する,などはできよう)

で,問題視したいのは「塀」の方だ。
小学校の役割を果たさんと早出した児童がプールの壁で,児童見守りの老人は通学路の塀の倒壊で死亡したとのこと。
見れば両方とも鉄筋不足の手抜きのように見える。

この二人の死亡は象徴的で,守り守られるべき人たち,安全であるべき場所に欠陥あり,というのは当地の役所や教育委員会だけでなく,全国に対して警鐘を鳴らすべき事案だ。

これに気付いた内閣は「全国の通学路の安全を確認するよう通達を出した」とのことで,良いことだと思った。
ただ,心配なのは「教育委員会担当者ら素人による目視」などで終わらないことだ。
もちろん,建築などの専門家を入れるべき。

前記は出た部分への対症療法だけれど,その他大多数の者を自治会・町会なども使いながらチェックして解決する,などの手(必殺技?)はないものだろうか。
それとも「心配しすぎ」と言われるのか..

最新の画像もっと見る

コメントを投稿

ブログ作成者から承認されるまでコメントは反映されません。