幸せのカケラ

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何が自分のスタンダード?

2014-02-08 14:20:53 |  ├価値観の違い
こんにちは。
いいお天気の札幌です。

首都圏は大雪のようですね。
私にとって、一面の銀世界はこの10年ですっかり見慣れた景色になりましたが
雪国仕様になっていない東京近郊で今回のような積雪量だと大変!

思えば私も、北海道に来る前は
ブラックアイスバーンもママさんダンプも不凍液も
融雪溝もロードヒーティングも何も知りませんでした。

冬の晴れた日は寒い(=お日様がぽかぽか暖かくない!)ということも
こっちに来て初めて知ったことだったもんな~…^^;

慣れない雪道歩き、気をつけてね。


  


さて、よく「自分の常識は他人の非常識」と言いますが
これって本当に的を射た言葉ですよね。

要するに、自分が知っている知識も、してきた経験も、すべて他人と同じではない。
育ってくる中で培ってきた価値観はひとそれぞれということです。

今日はそれと似た視点から
自分のスタンダードと他人のスタンダードの違い、
ひいては『一般的な基準』と言われているものとの違いのお話。


病院に行ったり、スポーツジムに行ったりすると血圧を測る機会があります。

この血圧が正常値であれば、それなりにみなさん
ホッとするのではないでしょうか?

私もホッとします。

ただしそれは、“自分にとっての標準値”だった場合。



私の通常血圧は、上が90前後、下が60前後です。

低血圧そのものが、一般的には“正常ではない”状態なので
これがいいとは言えないのですが、
とりあえず普段から…そして昔から私の血圧はこのくらいの値。

それが、咳がひどかったり、風邪をひいたり、熱が出たりすると
一般的な正常値まで値が上がります。
上が110~120くらい、下が80弱。

なので、血圧だけ見るとその時の私は
『正常』というカテゴリーに属するわけです。

でもこの状態、私にとってはかなり『高い』ですよね。

なのでこういった値を見ると、私はドキドキします。

 「げ…、高…っ!」

つまり、正常な状態ではないということがわかるわけです。



先日病院で血圧を測ったとき、やはり出た値はこのくらいでした。
その時に思ったのです。


 『スタンダードは、すべての人にとっての正常ではない』


人によって、家によって、地域によって、国によって
「こういうもの」という何となくの平均があります。

確かに日本とアメリカを比較するよりは
日本国内のみを見渡した方が“似た感覚”が多いのは事実。

でもそれは、あくまでそのカテゴリーの中での平均であって
すべての人が“そう”であるわけではありません。

それは、テストで出された『平均点』を実際に取っている人が
ほぼいないことと似ているかもしれません。


スタンダードはひとつの基準。

それはそれで、やっぱりとても大切なものだとは思います。

ただ、『一般的な基準』とは別に
『通常の自分の基準』がわかっていることは
とても大切なことなのではないかな~と思うのです^^



以下蛇足。

ただ、『自分の通常=生きるって痛くて苦しい』じゃ嫌ですが。

訴えても訴えても「そんなの普通。あなたの体は異常なし」と
子供の頃から医者に言われ続けた、倒れた頃の私のスタンダードでした……^^;

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