幸せのカケラ

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笑顔で毎日を過ごす人が増えることが、世界平和への秘訣。

重ねる時間と自分の時間〜版画と音楽と魔法

2016-10-24 11:19:02 |  ├癒しの時間
少しずつ、日々を重ねてひとつの作品を作ることは、版画の技法に似ているのだという。

末っ子がこの春幼稚園に通うようになって、午前中のほんの1〜2時間、誰にも話しかけられない時間ができた彼女。

自分の中に溜まっていたものを表現する、貴重な時間。
彫ったり刷ったりを繰り返して、彼女の個展は開かれた。





仕事に追われ、自分を後回しにする日々が続くと人は言う。

「お金はあるけど、時間がない!」

自由な時間を確保したつもりが、うまく回らなくなるとやっぱり人は言う。

「時間はあるけど、お金がない!」


この二者択一論。
両極端に行ったり来たりは、渦中にいると出口が塞がってしまったようでとてもつらい。

私もそんな迷宮を彷徨ったことが何度もあるのだけれど…
彼女を見ていて思った。


あのぐるぐるって、実はものすごく贅沢なことなんじゃない?


目の前にある自分の仕事に向き合い
やることをやって
息をつける時間を自分のために使う。

自分のための時間というのは
贅沢をするとか
ダラダラするとか
そういうことではなくてね。

自分が自分の中にいられる時間ということ。


余計なことを考えてしまうのは、まわりの人や環境、情報に翻弄されているから。


自分が自分でいられているか

自分と向き合う時間を持っているか


それは自分らしく生きることに繋がっている。





いい気の巡っているところにはいい気を持った人が集う。

個展最終日のクロージング・イベントは、
『音楽と魔法』と題されたピアノとパーカッションのコンサート。

世界各国の打楽器の音に、私の体が大喜び。


少しずつ色を重ねて作り上げるのが版画という作品。
その作品は、毎日少しずつ…が積み重なってできていた。

そこに重なった、音楽の魔法。

幾重にも重なった世界中の打楽器の音は、とても1人のパーカッショニストの演奏とは思えなかった。


いい時間でした♡





あなたにも自分のための時間を。

伊藤裕子でした♡



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