こんばんは。
伊藤裕子です。
今回はちょっと、プライベートなお話。
でもきっと、同じ悩みを抱える女性はたくさんいらっしゃると思うから。
女性の生き方が多様化し、
少し前までの
【結婚&出産=女性の幸せ】
という構図は崩れはじめています。
でも…
そうはいってもやっぱり、
《結婚&妊娠》に対して思い悩む女性は多いですよね。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/34/dd/ae0f639200856e1d2557df90c10ecf1d.jpg)
私たち夫婦には、子どもがいません。
望まなかったのか?と問われれば、答えはNOです。
10年前に姪っ子が生まれて
かわいくて
私も主人の子を産みたいなと思って
それでもなかなか授からなかったある日。
両親と同じくらいの年齢の女性(同業者)に言われました。
「あなたは子どもがいないから、人として欠落しているのね〜。
なーんか気になってたのよ〜」
子どもが欲しいと思いながら
ちょうど自分の方向性でも悩んでいた時期。
その言葉は、私の心の奥深くにサクッと刺さりました。
たぶん、ものすごい衝撃だったのだと思います。
心に刃が刺さったまま、
血が流れていることに、私は気づきませんでした。
半年後。
実家に帰省して、母と会話をしていたときに、
私の口からポロっと涙のようにその言葉が溢れます。
「あのね…
『子どもがいないからあなたは人として欠落してるんだ』って言われたんだけどね。
私、欠陥人間なのかなぁ…?」
口から言葉がこぼれた途端、堰を切ったように涙が溢れてきました。
「そんなことない!」
「でもその人、子育てママを応援してるんだって言っててね…」
「そんなことを平気で言う人に応援なんかされたくない!!」
叫びながら、私を抱きしめてくれる母。
きっと無意識に自己防衛が働いたんじゃないかな。
受け入れられるようになるまでの時間が必要で。
半年たってようやく私は、
自分がものすごく傷ついていたことに気づいたのです。
そしてさらに、
この記事が書けるようになるまでに、10年近く。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/79/c9/6f0676a16f63ad2d35d90292050516aa.jpg)
人は、自分がひっかかったことのない事柄に対してとても鈍感です。
「何でそんなこと気にするの?」
「どうしてこういうことに気を配れないの?」
どちらも、思った経験があるのではないでしょうか。
子どもという授かりものに関する不用意発言は
その後も(正確にはその前も)たびたび受けました。
だから傷ついた経験はこれだけではありません。
結婚して、妊娠して、出産して。
それらを当たり前に何の問題もなく経験した人は
《経験する中で悩み、迷い、苦しむこと》が存在するのはわかるけど
《経験できないことで悩み、迷い、苦しむ人のこと》はわからないからね。
言葉は人を癒しもするし、傷つけもします。
悪意がなくても、凶器になる。
言葉に対して敏感な私なので、探究がずーっと続いています。
そして経験を通して思うのは
生き方に迷い、悩み、苦しむ女性の人生について。
女性がみんな、
自分らしく豊かな幸せを味わえる世界にしたい![](https://blogimg.goo.ne.jp/img_emoji/hikari_pink.gif)
今、私が思うのはそういうこと。
だから、新たな企画を準備中です。
もちろん、
男性も自分らしく豊かな幸せを味わえる世界にね。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/img_emoji/heart_pink.gif)
「子どもがいなくても、素敵な人はたくさんいる」
子どもがいるからこそ知れる世界があるのと同じ価値で
「子どもがいないからこそ送れる、素晴らしい人生がある」
それを
頭ではわかっていても、心が追いつかない数年間がありました。
子どもがいないことに囚われてしまうのは、まるで呪いのよう。
湧き上がってくる罪悪感や劣等感。
誰かに何かを言われて傷ついて、笑ってかわして後で泣く。
そんな自分に自己嫌悪。
苦しいよね。
でも、もう解放されていい。
あなたは存在しているだけで、素晴らしいのだから。
だからもう、
ただ自分を生きよう。
今、私は恋人時代から通算20年以上一緒にいる主人と
仲良く二人暮らしをしています。
やりたいことがたくさんあって、3つくらい体がほしい。
(でもたぶんそのうちひとつはゴロゴロしてばかり)
仲良しはどんどん深く濃くなることを 世界に証明するのです☆
呪いから解放されよう。
伊藤裕子でした♡
■ お申込み・お問合せ ■
伊藤裕子です。
今回はちょっと、プライベートなお話。
でもきっと、同じ悩みを抱える女性はたくさんいらっしゃると思うから。
女性の生き方が多様化し、
少し前までの
【結婚&出産=女性の幸せ】
という構図は崩れはじめています。
でも…
そうはいってもやっぱり、
《結婚&妊娠》に対して思い悩む女性は多いですよね。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/34/dd/ae0f639200856e1d2557df90c10ecf1d.jpg)
私たち夫婦には、子どもがいません。
望まなかったのか?と問われれば、答えはNOです。
10年前に姪っ子が生まれて
かわいくて
私も主人の子を産みたいなと思って
それでもなかなか授からなかったある日。
両親と同じくらいの年齢の女性(同業者)に言われました。
「あなたは子どもがいないから、人として欠落しているのね〜。
なーんか気になってたのよ〜」
子どもが欲しいと思いながら
ちょうど自分の方向性でも悩んでいた時期。
その言葉は、私の心の奥深くにサクッと刺さりました。
たぶん、ものすごい衝撃だったのだと思います。
心に刃が刺さったまま、
血が流れていることに、私は気づきませんでした。
半年後。
実家に帰省して、母と会話をしていたときに、
私の口からポロっと涙のようにその言葉が溢れます。
「あのね…
『子どもがいないからあなたは人として欠落してるんだ』って言われたんだけどね。
私、欠陥人間なのかなぁ…?」
口から言葉がこぼれた途端、堰を切ったように涙が溢れてきました。
「そんなことない!」
「でもその人、子育てママを応援してるんだって言っててね…」
「そんなことを平気で言う人に応援なんかされたくない!!」
叫びながら、私を抱きしめてくれる母。
きっと無意識に自己防衛が働いたんじゃないかな。
受け入れられるようになるまでの時間が必要で。
半年たってようやく私は、
自分がものすごく傷ついていたことに気づいたのです。
そしてさらに、
この記事が書けるようになるまでに、10年近く。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/79/c9/6f0676a16f63ad2d35d90292050516aa.jpg)
人は、自分がひっかかったことのない事柄に対してとても鈍感です。
「何でそんなこと気にするの?」
「どうしてこういうことに気を配れないの?」
どちらも、思った経験があるのではないでしょうか。
子どもという授かりものに関する不用意発言は
その後も(正確にはその前も)たびたび受けました。
だから傷ついた経験はこれだけではありません。
結婚して、妊娠して、出産して。
それらを当たり前に何の問題もなく経験した人は
《経験する中で悩み、迷い、苦しむこと》が存在するのはわかるけど
《経験できないことで悩み、迷い、苦しむ人のこと》はわからないからね。
言葉は人を癒しもするし、傷つけもします。
悪意がなくても、凶器になる。
言葉に対して敏感な私なので、探究がずーっと続いています。
そして経験を通して思うのは
生き方に迷い、悩み、苦しむ女性の人生について。
女性がみんな、
自分らしく豊かな幸せを味わえる世界にしたい
![](https://blogimg.goo.ne.jp/img_emoji/hikari_pink.gif)
今、私が思うのはそういうこと。
だから、新たな企画を準備中です。
もちろん、
男性も自分らしく豊かな幸せを味わえる世界にね。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/img_emoji/heart_pink.gif)
「子どもがいなくても、素敵な人はたくさんいる」
子どもがいるからこそ知れる世界があるのと同じ価値で
「子どもがいないからこそ送れる、素晴らしい人生がある」
それを
頭ではわかっていても、心が追いつかない数年間がありました。
子どもがいないことに囚われてしまうのは、まるで呪いのよう。
湧き上がってくる罪悪感や劣等感。
誰かに何かを言われて傷ついて、笑ってかわして後で泣く。
そんな自分に自己嫌悪。
苦しいよね。
でも、もう解放されていい。
あなたは存在しているだけで、素晴らしいのだから。
だからもう、
ただ自分を生きよう。
今、私は恋人時代から通算20年以上一緒にいる主人と
仲良く二人暮らしをしています。
やりたいことがたくさんあって、3つくらい体がほしい。
(でもたぶんそのうちひとつはゴロゴロしてばかり)
仲良しはどんどん深く濃くなることを 世界に証明するのです☆
呪いから解放されよう。
伊藤裕子でした♡
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記事をそーだよなと笑顔で拝見させて
いただいていたのですが、、、
こちらを拝見し、
思わずコメントせずにはいられなく
なってしまいました、、、。
それはそれは悲しかったですね。
涙。
我が家は結婚10年、子供はいません。
???という発言をするかた、
世の中にいますよね。
ハ?フン!そんな風に言葉を発するなんて
気の毒な人!!って、心の中で
勝手に上から見下してます。
まだまだです、、、。苦笑。
経験できないという苦しみを知っている
裕子さんだからこそ、人に寄り添える
優しい心をお持ちなんだと思います。
わたしも、そうありたいと思いました。
そんな風に言っていただけて嬉しいです。
自分の経験が誰かの役に立てるのなら、いいかなと思っています
でもこういうお言葉はやっぱり素直に嬉しいです♡
ありがとうございます!